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イタリア映画『道』 GELSOMINA(ジェルソミーナ)

「道」クロマチックハーモニカでお聴きください。

GELSOMINA(ジェルソミーナ)

Miti

号泣した映画がある。
出向で岐阜に短期で赴任していた時に場末の映画館で上映していた。
1954年 イタリア『道』(LA STRADA)監督:フェデリコ・フェリーニ

田舎から口減らしでサーカスに売られて来た知的障害者ジェルソミーナと
引き取った何かにつけ粗暴で狡猾な大道芸人ザンバノの二人の道中。純真な心優しい
ジェルソミーナは極貧の家族のためにザンバノの売られて三輪車の荷台で生活しながら旅回りをしている。ザンバノはジェルソミーナを酷使するも、
ジェルソミーナは逃げる事もしないで変な関係で旅を続ける。

ザンバノを慕うジェルソミーナはザンバノが喧嘩で警察に捕まると、
「自分は何の役にも立たない無能な女だと泣く」と優しい綱渡り芸人は
「道端にある小石だって役に立っているんだ 君も誰かの役に立っているんだ」と励ましてくれる。

ザンバノが再会した綱渡り芸人を殴り殺してしまう。
ジェルソミーナは狂乱し精神異常になり芸人として役に立たないと見たザンバノは雪の日にジェルソミーナが寝静まった夜にジェルソミーナを置いて小屋を抜け出し旅立つ。
数年後、海の見える街でジェルソミーナがいつも口ずさんでいたメロディを耳にする
そして、ジェルソミーナが死んだ事を知らされる。
夜の浜辺で狂ったように伏して慟哭するザンバノ。
心の表面とは裏腹にジェルソミーナを愛してやまなかったザンバノは優しい男に帰る。

涙が出て止まらなかった。
忘れ得ぬ映画です。

ザンバノの慟哭

 

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八月の濡れた砂

地方にも学園紛争が吹き荒れ、学校はロックアウトされていた。
このまま卒業が延期になるかも知れないとの不安が過ぎった。
教育実習で指定された中学校に行ったが、生徒たちに挨拶をする前に日教組のレクチャーを受けて教員の夢はいっきに醒めた。
先輩のいる会社に縁故で入社したが、将来への不透明感は拭えなかった。
目標が定まらず悶々としている時に藤田敏八『八月の濡れた砂』を観た。
退廃的な映画を観て自己嫌悪に陥り反省した。

音楽は投げやりで切ない感じがした。
好きな曲でカラオケでは歌います。


『八月の濡れた砂』
作詩:吉岡オサム 作曲:むつひろし

あたしの海を まっ赤に染めて
夕日が血潮を 流しているの
あの夏の光と影は
どこへ行ってしまったの
悲しみさえも 焼きつくされた
あたしの夏は 明日もつづく

打ち上げられた ヨットのように
いつかは愛も 朽ちるものなのね
あの夏の光と影は
どこへ行ってしまったの
想い出さえも 残しはしない
あたしの夏は 明日もつづく

あの夏の光と影は
どこへ行ってしまったの
想い出さえも 残しはしない
あたしの夏は 明日もつづく

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ローリングストーンズ 『テルミー』

 

テルミー  ローリングストーンズ


リンク先で動画がはじまります。

衝撃的な出会いは高校2年の時に部屋の片隅に置かれた古ぼけたラジオから流れて来る小島正雄氏の軽快な語り口で始まる「9500万人のポピュラーリクエスト」は懐かしい。

「9500万人のポピュラーリクエスト」は流行の曲をいち早く耳にする事が出来る唯一の音楽情報番組であった。ビートルズとローリングストーンズは番組を独占して毎週のように特集が組まれ、憧れの曲に一喜一憂して心を踊らせた。 聴けば聞くほどに分からない英語に夢中になり独自のでたらめなカタカナ英語に編詩して口ずさんだ。
耳コピーのカタカナ英語は十八番である。 ローリングストーンズの中でもファンだったブライアン・ジョーンズが亡くなったニュースは衝撃的だった。
自宅のプールに浮かんだブライアン・ジョーンズは自殺・事故死・他殺の謎は今でも解明されていない。殺したと自白した人はいたが解明される前に亡くなり謎のまま迷宮入りとなった。

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