意味の分からない歌詞
昭和の日にちなんで、気になっていた古いお話。
先日、NHKラジオ深夜便を聴いていると、何となく覚えている懐かしい曲が掛かっていた。題名も分からずに歌詞の一部を覚えていたのですが・・・
小学3年生だったような、
我が家の離れには和裁教室があって、母がすぐ近くにある県立病院の看護婦さんを相手に和裁を教えていた。学校から戻ると7~8人の看護婦さんが生徒となり、長机に着物を広げて縫っていた。
天井からは、手が届く位置に、めいめいの仕付け糸が束になってぶら下がり、仕付け糸を取るたびに揺れていた。和裁では、仕付け糸をたくさん使うようです。
学校から、戻ってくると、最初の仕事として、ぶら下がっている仕付け糸を針に通すのが日課となっていた。一種のアルバイトで終わると、看護婦さんからおやつのお菓子を戴いた。
看護婦さんたちは、鼻歌を口ずさみながら手に持った針を動かせていたので、子どもながらも大人の歌を耳にしていた。
毎日、まいにち、聴く事になる鼻歌を、いつの間にか歌詞を覚えていた。
その中でも、意味の分からない歌詞がある。
歌詞を調べました。何となく覚えてはいたのですが・・・
♪
空にゃ今日もアドバルーン
さぞかし会社で今頃は お忙しいと思うたに
あぁそれなのに、それなのに ねぇ
怒るのは、怒るのは あったりまえでしょう ♪
これだけ聴いて、この人は何で怒っているんだろう、といつも思っていた。
昭和12年と云えば、戦争が始まる4年も前です。平和だったんですね。
小津安二郎の世界観でしょうか
4番まで聴いて、ようやく歌詞の意味が理解した感じですが、何となくすっきりとしない理解ではあります。
意味の分からない歌詞と云えば、
日本橋の会社にいた時分に、意匠課にいた先輩の二度目となる結婚式があり招待された。いつも規範となる会社の常識を覆す言動で後輩達の憧れの先輩でした。
その先輩が、事もあろうか、自分の結婚式でマイクを握り、歌いだしたのです。カラオケがある時代ではないので、伴奏ナシのアカペラです。
♪女の宿♪を・・・
一度や二度、聴いたことのあるメロディなのですが、意味は分かりません。
会場がシ~ンとなり拍手して良いものか、どうか・・・
女の宿の意味を知らない私たち後輩一同は拍手をしたのですが、あとで、上司に説教をされましたが、なんで怒られたのか不思議でした。
その先輩も、その後、離婚することもなく、退職され服飾評論家として活躍をされました。



























