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意味の分からない歌詞

昭和の日にちなんで、気になっていた古いお話。

先日、NHKラジオ深夜便を聴いていると、何となく覚えている懐かしい曲が掛かっていた。題名も分からずに歌詞の一部を覚えていたのですが・・・

小学3年生だったような、
我が家の離れには和裁教室があって、母がすぐ近くにある県立病院の看護婦さんを相手に和裁を教えていた。学校から戻ると7~8人の看護婦さんが生徒となり、長机に着物を広げて縫っていた。
天井からは、手が届く位置に、めいめいの仕付け糸が束になってぶら下がり、仕付け糸を取るたびに揺れていた。和裁では、仕付け糸をたくさん使うようです。
学校から、戻ってくると、最初の仕事として、ぶら下がっている仕付け糸を針に通すのが日課となっていた。一種のアルバイトで終わると、看護婦さんからおやつのお菓子を戴いた。
看護婦さんたちは、鼻歌を口ずさみながら手に持った針を動かせていたので、子どもながらも大人の歌を耳にしていた。
毎日、まいにち、聴く事になる鼻歌を、いつの間にか歌詞を覚えていた。
その中でも、意味の分からない歌詞がある。

歌詞を調べました。何となく覚えてはいたのですが・・・


空にゃ今日もアドバルーン
さぞかし会社で今頃は お忙しいと思うたに
あぁそれなのに、それなのに  ねぇ
怒るのは、怒るのは あったりまえでしょう ♪

これだけ聴いて、この人は何で怒っているんだろう、といつも思っていた。
昭和12年と云えば、戦争が始まる4年も前です。平和だったんですね。
小津安二郎の世界観でしょうか

4番まで聴いて、ようやく歌詞の意味が理解した感じですが、何となくすっきりとしない理解ではあります。

意味の分からない歌詞と云えば、
日本橋の会社にいた時分に、意匠課にいた先輩の二度目となる結婚式があり招待された。いつも規範となる会社の常識を覆す言動で後輩達の憧れの先輩でした。
その先輩が、事もあろうか、自分の結婚式でマイクを握り、歌いだしたのです。カラオケがある時代ではないので、伴奏ナシのアカペラです。
♪女の宿♪を・・・
一度や二度、聴いたことのあるメロディなのですが、意味は分かりません。
会場がシ~ンとなり拍手して良いものか、どうか・・・
女の宿の意味を知らない私たち後輩一同は拍手をしたのですが、あとで、上司に説教をされましたが、なんで怒られたのか不思議でした。
その先輩も、その後、離婚することもなく、退職され服飾評論家として活躍をされました。

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ゴルフ・・・屈辱を味わう

不景気でプロのゴルフ競技の賞金が減っているそうですが、それでも高額の優勝賞金を目指して国内ツアーが始まった。

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30分圏内に六つのゴルフコースがある。
気楽にホイホイと行ける距離です。その上、平日であれば昼食付きで7000円と格安料金なので、員数合わせで、チョクチョクお誘いを受ける。
断る理由がないので、後部座席に座りながらゴルフ談義に花を咲かせる。

ゴルフを始めて、30年の年月が経った。
経験だけは豊富と云ったところでしょうか、しかし、経験だけでスコアが良くなるほどゴルフは甘くない。一に練習、二に練習、三にコースで四に練習と自称プロ達に云われ続けたが、その練習が嫌いで嫌いで、仕方なく練習に行けば、30球も打つと飽きてしまい、周りの人の練習を眺めるが唯一の楽しみとなった。

それでも、三十代・四十代は凝りに凝って、月4回のペースでコースにお邪魔した。
46歳の時に、レインボーカントリーで40・39の好スコアを出したのを最後にゴルフクラブを封印した。出店の要請が相次ぎ、ゴルフどころの話ではなくなったのが原因だったと思うが、いまになって思うと封印した気持ちが漠然としていて良く分からない。
ゴルフに飽きてしまったのが本音であったようにも思う。

時は流れ、彷徨いながら雪国に立っています。
同僚のゴルフ練習に付き合って見に行ったことで再発してしまった。
それでも、ゴルフに凝ることはない。
誘われても、人が足りなければの条件付と、雨が降ったら行かないことの断りを入れて参加している。
月1回のペースで誘われて参加するようになって2年が経ちます。
ゴルフの道具は進化しているのですね。金属の大きなヘッドのドライバーを眺めるとビックリしてしまう。それにキーンと独特の金属音を響かせながらボールは遙か彼方に飛んでいく。凄まじい飛び方を目の当たりにしても、新しい道具が欲しいとは思わない。

Golf

愛着のある20年前の道具を使っています。
ドライバーは名器と云われた本間のパーシモン。アイアンも本間。
パターと云えば、青木モデルと云われたアクシュネット型パター。
ゴルフ場に行って、パーシモンのドライバーに会うことも、アクシュネットのパターに会うことも見つけることもない。希少価値のある道具だが、博物館行きだと揶揄される。

遊び感覚で楽しんでいるゴルフだが、年齢も背格好も似ている得意先とハーフ勝ち負けで1000円の握りをしている。今のところ4勝5敗で拮抗していたが、先日の対戦で連敗してしまった。
次の日にお会いすると,ワザワザ寄ってきて屈辱な発言があった。
次はハーフ5枚あげるよ!あざ笑うかのように、はははははの大笑い。
江戸の仇は長崎で・・・
練習嫌いを返上しないといけないようです。

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グラン・トリノを観た

クリント・イーストウッド監督主演「グラン・トリノ」
25日封切の初日だけ使えるチケットを戴いた。
晩春だと云うのに、寒気が入り込み雨が降り続く・・・寒い。
そんな中、チケットが無効にならないように、グラン・トリノを観に行った。
上映1分前。見渡せば観客は8人、そのうちの2人は外人だった。

試写会後の評論を読んだ。 
● 終映後に力いっぱい拍手をしている人を見かけた。
● 泣けて泣けてたまらなかったという人もいた
● くすくす笑いが止まらなかったという人もいた。
● 俳優イーストウッドの集大成、との声は高かった
● 台詞の楽しさを堪能したという感想もしばしば耳にした
● B級テイストを全開させた佳作と指摘する人
● 「究極のスター映画」という見方も出ていた

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孤独な年金生活の頑固な老人が、朝鮮戦争に出兵したことがトラウマになっているが、兵役後はフォードの工場で車を作っていたことを誇りに思っている。
マイスターとしての拘りなのか

アメリカには、それぞれのお国の人たちが集まり、住んでいるカントリーエリアがある。この地域には、ベトナム戦争でアメリカに協力したラオスのモン族が住んでいた。隣に住むモン族の勝気な姉と臆病な弟と出会い、心が癒され、心を許していく。
同じモン族の不良たちに姉弟は平和を壊される。
心を通じ合えた友人たちの持続した平和が来るように頑固な老人は立ち上がる。
計画は綿密に練られた。
トラウマを打ち消し限られた命を捧げるように・・・。
藤沢周平が描くところの武士道に相通じるものがある。

ギュッと搾り出した一滴の浄水は勇気だった!★★★

グラントリノ・・・フォードの名車。

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西へ西へと新幹線

南葉高原には、心地よい風が吹いていた。眼下には裾野が広がり碁盤の目の様に田んぼがキチンと区切られている。五月に入ると緑の穂が一面に広がり、夏の入道雲が手品のように布を被せて雨を届け、九月に入ると緑から黄金色に変身する。恵みの季節に入った。

薄くモヤが掛かった連なる山に目をやると東の山あいに小さな穴が見える。
小さな穴は、何かを吐き出したように白い四角いものがテンテンテンと繋がっている。まるでドミノのようにキチンと整理されて、少し緩やかな湾曲を描いて迫ってくる。
ところどころでは、間隔が広がりドミノの準備中であることが分かる。

長野オリンピックが契機となって新幹線の着工が早くなり、長野新幹線が開通した。
国の面子をかけた新幹線だったが、オリンピックが終わると萎んでしまった。
オリンピック以前は、長野市は陸の孤島と云われ、東京に出るのに難所の碓氷峠を越えなくては行けなかった。アプト式と呼ばれる運行で特急電車は峠の前で身動きできずに、峠を登る為に牽引する力強い電車が必要だった。
牽引する電車の準備をするあいだの峠の茶屋では、峠の釜飯弁当に群がる人でごったがえしていた。
懐かしい光景が思い起こせる。

国策ではあったが、急ぎすぎた長野新幹線だったので、新幹線の延長はないものだと、誰しもが思っていた。

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鳴りを潜めていた工事が再開された。

西へ西へと金沢へ。

西に向って伸びていく、北陸新幹線の橋げたの工事が佳境を迎えている。
開通もままならぬ情況から、一転して急ピッチの工事再開に、どんなやり取りがあったのか知る由もないが、そんな急いでやる必要もないだろうと、高を食っている。
新幹線が開通する度に、在来線が統廃合され弱小路線は廃止の憂き目に合う。
愛着がある地元の足であるローカル線は、時代の波に揉まれて小さな灯火を消していく。
観光ブームの魁となったディカバー・ジャパン。埋もれていた地域の小さな歴史や文化に光を当てた。宝物を探すように国民は埋もれた文化を目指した。

高らかに幟をあげて、国民を鼓舞させたJRは、新幹線を開通させることで、地域文化をないがしろにして死滅させようとしている。
乗っている人々がある種の使命感を共有していた夜行列車も歴史の片隅に追いやられ、人気の寝台特急(ブルートレイン)も数多くの嘆願書が無視され紙屑となって廃止された。
過去の栄光は消え行くばかりだ

新幹線は日本最先端の技術と云われる。
技術を誇るように新幹線を世にだそうとしているころ、我が寺子屋の寮では歓声が湧き起こったと云う。
東大に合格するより難しいと云われた学校があった。東京国分寺にあった中央鉄道学園(鉄道大学)は受験倍率が200倍と聞いた。とてつもなく超狭き門。
国の根幹産業の国鉄を担う幹部候補生を育成した。授業料を免除する学校であった。
その中央鉄道学園に入った先輩がいた。
1秒単位でダイヤ編成を行う緻密な計算を考えると・・・私には無理だ!
パソコンがある訳ではない、手書きで数式を書きながら、計算尺を用いたのであろうか(笑)

昭和39年。日本に初めて東京⇔大阪間に新幹線が出来た。
国の威信をかけた東京オリンピックに間に合った。歓喜の渦に包まれた新幹線が開業し初乗りには、学生が大勢乗っていた。中央鉄道学園の生徒全員が乗車した。
これを持ってしても、超エリート集団であることが分かる。

さてと、西へ西へと向う、北陸新幹線は着実に工事が進んでいる。
長野→飯山→上越地区はと云うと、市の中心地から遠くはなれた脇野田駅が選ばれた。脇野田駅のすぐ近くで知り合いの居酒屋がある。20年もこの地で酒を酌み返し笑いを振り撒いていた居酒屋が、新幹線の影響で立ち退きと相成った。
「億の入金があったと・・・」電線に止まるスズメは口さがない。

平成25年開業となる北陸新幹線は金沢駅が終着駅となる。金沢周辺の加賀温泉郷はてぐすね引いている事でしょう。
長野駅は、通過駅となり地盤沈下するのでしょうか・・・
山陽新幹線が岡山駅止まりの時に岡山に行ったが、町は活気に溢れていた。しかし、広島まで延びると岡山は通過駅となり地盤沈下した。
長野は岡山の二の舞になりそうです。

それに、脇野田駅に出来る新幹線の駅名は上越駅となりそうだと、ローカル紙は伝えているが、上越新幹線がありながら、北陸新幹線に上越駅とは、変な感じ・・・。

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春を告げる、跳ね馬

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妙高にも、遅い春の訪れがやって来た。

長野県と新潟県に跨る妙高連峰は、日本百名山に数えられる、どっしりと構え気品さを持った名峰である。外国船が立ち寄る貨物港として名を馳せた直江津港から長野に向かう国道17号バイバスを走ると、春とは云え、真っ白い綿帽子を被った妙高山の頂上を目指して駆け上がらんとする馬に出会う。

駆け上がろうとする馬は、跳ね馬の愛称で地元では春の風物詩として愛されている。
春を告げる「跳ね馬」は妙高山の名物で悠久の昔より、変わらぬ姿を見せている。
跳ね馬が少しずつ山肌に姿を見せ始めると、雪に覆われて、霧に包まれていた妙高山も太陽の光を浴びるように青空が広がり始める。
17号バイパス上越方面から見える妙高山・黒姫山・飯綱山の三つの山は2000メートル級の山並みで、雲を掻き分けて聳え立つ三山は見応えがある。

跳ね馬は、里の農作業に潤いをもたらせます。
新鮮で天然な雪解け水は、農作業には欠かせない生命の水となり、食文化を支えている。日々、刻々と表情を代える跳ね馬の姿を確認しながら鍬を持ち、畑を耕している。
冬のあいだは、静かに眠っていた田んぼも寝覚めの様子です。
もうすぐ、田起しの機械が入るころですね。
電線や田んぼの畦道で、田んぼと跳ね馬の様子を交互に見ながら伺っているカラスも田起しの機械が入るのを待っています。
田起しが始まると、土の中で眠っていた小さな虫たちが田んぼの土壌を良くする為に日夜動き回り活躍します。
しかし、虫たちの天敵カラスも、小さな虫たちを食料として狙っているんです。
カラスに負けるな!虫たちよ・・・。

Tanada

山あいにある棚田は、美味しい米作りの原点として、雪解けと同時に大量の水が溜めてあります。天水米として、水を切らさない、水の中で田植え、稲刈りが行われます。小さな棚田は機械を入れることが出来ずに、すべてが手作業です。水を溜め込みぬかるんだ中での農作業は自然の厳しさが待っています。
美味しい米は、自然に呼応するかのように手作業で地道に行われているのです。

Otamajyakusi

田んぼには欠かせない数え切れないほど大量のオタマジャクシが棚田で入学式を終えて、音楽会に向けての準備をしていました。
今年の夏は、稲の警護を行うカエルとなって、大声で元気な大合唱が聞こえて来そうです。
オタマジャクシがいることは?  天敵であるヘビもいっぱい居るんですね。
負けるな!オタマジャクシのみんな!・・・みんなで手向かえば怖くない

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葉桜も、また風流・・・

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好天に恵まれて、最高の人出を見せた高田城百万人観桜会。
お堀を警護するアヒルや鴨もお疲れのご様子です。

駐車場に入るのに1時間待ちと聞いて、ビックリした。
桜が目的なのか、賑わいを見せる露店が目的なのか・・・
NHK大河ドラマ「天地人」の主人公直江兼続のお膝元として、旅行代理店が募集をしてたくさんの人出となったようにも思われる。次から次へと大型バスの駐車場は、ところ狭しと停車している。

好天に恵まれた一週間であったが、宴のあとの月曜日はシトシトと雨が降り注ぎ、寒い一週間の始まりになった。寒い雨にも関わらず、大型の観光バスは高田城公園に向かって進んでいる。例年だと満開が4~5日続く予定が、桜も熱気に煽られ火照ってしまったのでしょうか、気の早い葉っぱがわれ先にと姿をあらわした。

高田城公園のお隣には自衛隊高田駐屯地がある。
ぐるりと一周出来ないほどの広さを持つ駐屯地の周りにも桜の木が取り囲んでいる。
駐屯地内には数え切れないほどの特殊車両のトラックやジープそれにヘリコプターが羽根を休めて置かれている。
北朝鮮はじめ、敵国が攻めて来る有事の際は、ミサイルの標的になる駐屯地である。
駐屯地の入口には衛兵が立ち検問を行っている。
昔むかし、イギリスのバッキンガム宮殿に行った時に見た衛兵は銃剣を持ち、顔色を変えず、身動きひとつしなかった。
高田駐屯地の衛兵はどうなんだろう・・・。
やはり、咳き込み、くしゃみはするのかな。

その自衛隊高田駐屯地でも一般客に開放するさくら祭りがある。駐屯地2000本と云われる桜の花見より、自衛隊が持つ特殊車両の数々を見られるのは楽しみのようです。
偵察用の大型バイク・その場で厨房に早変わりする厨房車両などは感嘆の声をあげてしまう。

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観桜会は続いています。
しかし、雨が降りはじめた月曜日から花びらはヒラヒラと舞い踊り、桜吹雪となって
桜並木の遊歩道を埋め尽くして行きます。
薄いみどり色した桜の葉は花にお別れするように手を振っているようにも見えます。
そうそう、こんな日には道明寺の桜餅を食べたくなりますね。

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茜色に染まる日本海

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生まれ育った町では海に沈む夕日を見る事が出来ません。

しかし、朝日は独り占めできます。
薄明かりの射しこむ2階に上がり、朽ちかけた板が敷かれたベランダに出ると太平洋から黄色い光の玉がぼんやりと顔をのぞかせる。まるで手の平に乗せているような錯覚に陥ることもある。浮いた太陽を見ると、ご来光に相応しく拝みたくなるが、浮いているのを眺められるのは、ほんの少しの時間で、すぐに眩い太陽として光彩を放ってくる。
日の出の太陽を直視できるのは、ほんの数分間。
海の彼方に落ちていく様子を30分も40分も眺められる夕日は憧れの光景でした。
夕日が見たくても、西の方角には山並みが立ち塞がり、落ち行く様子を眺めることが出来ない。ぼんやりと薄く染まった茜色の空を見るたびに夕日の憧れを強くした。

この地に来て、夕日は日常の光景となった。
水平線に沈む太陽は眩さを抑えて暖かい玉となって手の平に乗る。
荒波が押し寄せる冬のあいだの太陽は、オフシーズンとなり夕日の演出はお休み。

桜が開花したと思ったら、すぐに満開になり、葉が出てきて散り始めた。今年の桜は駆け足で通り過ぎて行くような慌ただしさがある。それでも、桜は人々の心に優しさを灯し、一服の清涼剤として穏やかになる。
そんな日に、日本海を望むと沈み行く西の空には、茜色が広がっています。

雨漏りとすきま風が仲良しだった我が家であるが、朝日の当たる家だった
ボブ・ディランやジョーン・バエズがギターで弾き語り、アニマルズによって世界的にヒットしたアメリカ民謡「朝日の当たる家」は好きな曲です。
メロディラインが良かったのでしょうか、ビートルズからベンチャーズとエレキ旋風が巻き起こり、友だちを持っていたエレキギターを手にして、一生懸命コードを覚えたのは昨日のように思い出します/p>

 

朝日の当たる家のコード進行は新鮮でした。
Dm F G B Dm F A7・・・・
好きな曲ですが、娼婦の悲しみを綴った歌詞だとは思わなかった。

There is a house in New Orleans
They call the Rising Sun
And it's been the ruin of many a poor boy
And God I know I'm one

My mother was a tailor
She sewed my new bluejeans
My father was a gamblin' man
Down in New Orleans

誰しも、娼婦になることは望んでいないが、生活環境を取り巻く時代背景が娼婦の道へと繋がっていく。いまは廃止になったが国が認めた娼婦の館「赤線地帯」が存在して娼婦は商売として成り立った。わが町にもあった。
悲しい過去である。

若い頃に読んだ本に、木野 杢著「襤褸」があります。
娼婦を描いた内容で涙を零しながら読んだ記憶がある。

本の受け売りであるが・・・アメリカの裏面史として
毎年、数千人に及ぶ子どもの誘拐がある。その誘拐も金銭目的でない為に、犯人からの連絡がないので、誘拐された事すら分からないと云う。
誘拐された大多数の子ども達は売春を目的とした娼婦に仕立て上げられると聞く。
スーパーで売られる牛乳パックには、誘拐された子どもの写真にMissingと書かれている。

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百万人観桜会・・・すごい人・人・ひと♪

毎年の事ながら、日本三大夜桜のひとつとして盛り上がり、桜の名所に数えられている高田城公園には4000本ほどの桜の木が天守閣を取り巻くお堀の周りに植えられている。

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公園内には緑鮮やかな芝生が植えられ大きな広場として何ヶ所か用意されている。
絶好の花見の場所と云ったところで、青のビニールシートで埋め尽くされている。
プロフィールの職業欄に越後高田藩城門見廻組下足番草履懐温掛と、お城に使えている身として馳せ参じないといけないようですが、渋滞が激しくて近寄る事も出来ません。
公園の周りには駐車場も多くあるが、関係者及び県の内外からお見えになる観光バスの駐車場となり、一般の花見客は市街地を遠く離れた広大な空き地に観桜会駐車場として止める事になる。A地区からG地区まで七ヶ所ある駐車場を片道100円のシャトルバスがひっきりなしに駆けずり回っている。
駐車場の脇を通るたびにシャトルバスをお待ちの長い行列を見ることになる。

雪国としては、殆ど雪が降らなかった暖冬のことしは、桜の開花も早くなると予想されたが、別れ行く冬の抵抗に会い怒涛の寒波が押し寄せた。
この寒波で、膨らんだ桜の蕾も殻に閉じ篭もり開花が遅れたようです。
しかし、開花した後の進行は早かったですね。
開花宣言が出された日から、20度を越える真夏日が続き、一気に三分咲き・五分咲きを通り越して満開になりました。
開花から雨も降らずに晴天が続き、絶好の桜日和です。
この土日は最高潮となるようです。

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公園内にある遊歩道は桜並木となり、全国から集まった100軒以上の露天商の中には色白のロシア人、懐にコーランを入れたイラン人と思しき人たちも、身振り手振りで営業している。
とりわけ、人気のクレープはどこかしこの露店も長蛇の列となり、列が列を呼んでいます。

この日は、
公園の端にある会社に呼ばれてきたが、花見でお見えになっている方の後に付いて公園までやって来ました。ところが・・・大事な用で呼ばれたのに肝心の用を足す道具を車の中に忘れた事に気がついた。いつもは、歩いて30秒ほどの距離にある駐車場に止めるが、車両通行止めと、この渋滞でシャトルバスを利用してきたが、いままたシャトルバスに乗って戻るわけにも行かず途方に呉れた。
しばし唖然となり/(-_-)\ コマッタァ・・・ 大失敗です。

駅前の商店街に行けば売っているかも、と安易な思いで歩き出しました。
押し寄せる人ごみを掻き分けて3キロ先にある駅前の商店街にたどり着きました。
・・・が、しかし、特殊パーツのため売っていないんです
急ぎ足で歩いてきた足は棒のように硬くなり泣きたくなりました。
もう、諦めて後日、来る事で許してもらおうと戻ろうとした目の先に、小さな看板をつけた特殊工具屋さんが目に飛び込んできたのです。
藁にもすがる気持ちで、戸を開けて3ミリの六角レンチありますか?
ありました。
地獄に仏とはこのことです。
歩き疲れた足を引き摺りながら、10分で事すむ用事を片付けて、ホッとした気持で露天の数々を丹念に品定めして、お堀の桜に向かってカメラのシャッターを押す。すでに帰りの方が並んでいる桜並木の下でシャトルバスに乗り込んだ。

夜桜までは時間があるが、夜ともなるとライトアップされて、いま以上に人出で賑わうことだろう。

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途中、お腹が空いて有名な駅弁を食べてきました。

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キャバレー復活・・・大人気♪

心の拠り所もなくなり顔で笑って、心で泣いて、そんな人間がひしめき合い、心のないもの同志が寄り掛かりながら人間砂漠と化している東京に、いまは懐かしいキャバレーが人気のようです。

花の都、東京に出て来て、毎日、毎日、決まった時間に押し寄せる人混みの波にぶつかりながら身を削り、彷徨いながら居酒屋に繰り出すサラリーマン諸氏の助け舟です。

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ジンタの曲に引き寄せられるように、やって来ました新橋六丁目。
「さぁ~、寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!」
「お代は、飲み放題!三千円ポッキリの出血サービスだよ」
「お国自慢の可愛い娘が、今宵もあなたの隣でお酌のサービス!」
「全国津々浦々の方言が飛び交う、今宵もあるよ!方言漫才!」

なんて、いま流行のキャバレーには47都道府県出身のホステスさんが在籍して指名できる。10代から40代のホステスさんが約240人登録していて、入れ替わりで100人ほどが店にいるそうです。古き良き昭和のドラマセットのよう!だとも・・・。

懐かしいですね。
ノルマの厳しい会社にいると、いつしかストレスは溜まり放題。
スタンドバーが大流行で先輩の掛け声で夜な夜なスタンドバーに通い、ジンライム・ジントニックを舐めていた。
そんな日も、営業に出かける毎日は、良い日もあれば落ち込む日もある。
落ち込んだ日にスタンドバーで静かに飲むと、今にも死にそうな気持ちになってしまう。お先真っ暗とはこのことか、ポケットに目薬を忍ばせてドドドドッと入れた日には霊界に行くことになる。

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淋しい人生になるところを・・・。
落ち込み、しょげている半人前の私を誘ってくれた加西課長に引っ張られるように
連れて行かれた。この先はネオン輝く新橋キャバレー「ハリウッド」
眩いばかりに光り輝くネオンを潜ると、飲めや歌えの別世界。
体育館を少し小さくした店内には、大小さまざまなミラーボールがキラキラと光りながらグルグルと回っている。今にも落ちてきそうな無数のシャンデリア。
店内はメルティングポット♪ヒートアップしている。
「3番さ~んテーブル!ビール5本追加!」などと甲高く黄色い声が響きわたる。

店の中央にはホールが出来ていて、生バンドまで入っている。
生バンドが始まると、あっちから、こっちから、ドレスで着飾ったホステスと、ヨレヨレのスーツを着込んだサラリーマンがホールに集まり、生バンドに合わせてルンバやらマンボで汗を流し、最後はお決まりのチークダンスでひと時の天国を味わっている。
楽しいひと時です。
店を出るときは、人生を悲観していた2時間前とは人が変わったようにハイテンションになり、顔を真っ赤にして歌っている。
キャバレーには良く行きました。同僚と肩を組み鼻歌を歌いながら謳歌したものです。
そんなキャバレーで思い出すのが艶福顔の福富太郎氏ですね。キャバレー「ハリウッド」のご主人様です。
福富太郎氏と云えばキャバレーのボーイから身を起し、キャバレー王とまで云われたジャパンドリームとしてのサクセスストーリーは有名です。浮世絵のコレクターでも有名でした。
キャバレー「ハリウッド」には、お世辞抜きでお世話になりました。
薩摩弁の分かるホステスを掴まえては薩摩弁での愚痴を聞いて涙しました。

営業職を離れてからキャバレーは疎遠になり、いつしか忘れた存在になったのです。
このご時勢に、もう一度行きたいと思います。
いま流行のキャバレーは生バンドの他にショータイムがあったりして、田舎出身のホステスを指名して田舎の方言まるだしで楽しんでいるようです。
銀座にあるキャバレー「白いばら」が人気とありました。
東京出張した折りには「白いばら」に直行しようかなと思う今日この頃です。

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画像は「白いばら」の他、ハリウッドの画像を拾ってきました。

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春の陽気に誘われて

昨日は強い南風に乗って、身を固くする冷たい雨が降っていた。
夜桜で有名な高田城観桜会は、雨と寒さで蕾が萎んでいるので、まるで観蕾会である。しかし、稼ぎ時のいまは、雨に向かい寒さにも負けずに煌々と灯りを付け、照らしている露店の数々。その数、100軒ほど・・・。大勢の露店ファンは首にマフラーを巻きダウンを羽織りぼんぼりの下を歩いている。見ているだけで寒くなる。 そんな観桜会の夜でした。

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一夜明けたこの日は、雨も上がり悠々と泳ぐ雲の合間から陽射しが差し込み、まさに春の陽気が漂っている。
そうだ、海に出てみよう・・・。
この間までは凍てつく寒さで海の色を灰色に染めて荒れ狂っていた。それが、どうだろう、春の足あとが近づくに従って、青々とした群青色した海の色に蘇り、跳ねる白い飛沫が喜んでいるようにも見える。すぐ目の前には外国の貨物船が風を切り、煙突から白い煙を吐いている。(いや、よく見ると煙は吐いていないな、石炭の時代かと思った)いま話題の直井兼続の時代には松前船が帆を立てて行き交っていたのであろう。海に別れを告げ、森に入ろう・・・。

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鮭が俎上する小さな川も雪解け水が水かさを増し急流となって日本海になだれ込んでいる。釣り人が胸まである長靴を履いて竿を振っているが、この地域は鮭を保護する目的で禁漁区に指定されています。
急流を誘い込む、雪解けの川原には、採り忘れたフキノトウが大きく膨らみ、アースカラーのキャンバスに薄いペールグリーンのフキノトウは可愛く群がっている。

斉藤茂吉  歌集「つきかげ」

蕗の薹味噌汁に入れて食わむとす春のはじまりとわが言いながら

とある。味噌汁の具となったフキノトウは、まだ食べた事がありませんが、苦い味噌汁ではなかったのか。味噌汁の具と云えば、里芋の味噌汁は大好物です。

今日は森の奥で開かれた会議です。
会議する部屋から見える削られた土砂に年月を経て根を張るカタクリの花。
もう満開です。

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