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これもまた日本地図

ここの会議室に座ると目の前に面白い地図が貼ってあるので、いつも眺めてしまう。
北海道が上に来る見慣れた日本地図に洗脳されていると、一瞬、日本であるのかどうかすら疑問に思えてしまう。大陸ロシアから太平洋を望む地図で、富山を中心とした地図です。

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日本海なんて、大きい湖のようにも見て取れます。さしずめ日本湖と云うべきでしょうか。あらためて韓国と福岡は目と鼻の先を実感します。

この狭い日本海で日本は対峙したロシア・バルチック艦隊と戦争を行ったのです。
1905年5月27日~28日。対馬海峡を北上してきたバルチック艦隊を迎え撃つ、旗艦三笠で指揮を取る東郷平八郎の胸中は如何に・・・。覚悟の負け戦ではないかと

敵艦隊見ユトノ警報ニ接シ聯合艦隊ハ直チニ出動、コレヲ撃滅セントス。
本日天気晴朗ナレドモ浪高シ、興国ノ荒廃コノ一戦ニアリ。

打電したのは、参謀として三笠に乗船していた秋山真之。
秋山真之が考えた丁字戦法(七段構えの戦法)で迎え撃ちます。
蟻が巨象に臨んだ瞬間です。

その前に・・・忘れてはいけない軍人がいます。
日露戦争が始まると旅順港閉塞作戦が練られ、ロシアに武官として赴任していた広瀬中佐に白羽の矢があたり、閉塞船福井丸に乗船して旅順港の入口に福井丸を沈める作戦なのです。バルチック艦隊の先鋭部隊は旅順港に停泊していましたが、福井丸が沈没したおかげで港から出ることが出来なかったのです。
広瀬中佐の死を賭けた旅順港閉塞作戦は見事に成功したのです。

司馬遼太郎「坂の上の雲」が始まりました。日露戦争が舞台です。
陸軍大将秋山好古、海軍参謀秋山真之、俳人正岡子規が主人公です。

上司の命令で島田謹二「アメリカにおける秋山真之」を懐に熱心に読んだ記憶があります。秋山真之はいつもピーナッツを食べていたと云うので、真似をして落花生を大量に買い込んだこともありました。おかげで虫歯に悩まされたことも、度々に。

大陸から見た日本地図を見ながら、そんなことを考えていました。

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