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「心の糸はたぐり寄せればいい・・・」

11月27日。NHKドラマスペシャル「心の糸」
全編を通じて手話のドラマです。切ない想いが心を揺さぶります。
そんなドラマです。
放送されましたので、あらすじを断片的に・・・。

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港町で母と二人暮らしの永倉明人は高校三年生。ピアノで芸大を目指し勉強している。
母は、生まれついてのろうあ者で音を聞くことが出来ない。明人が小さいころに幼稚園でピアノを弾いていると保母さんからピアノが上手いと聞いた母は、音の世界で才能を開花して欲しいと願うようになりピアノの教育がはじまった。

水産加工場でトラフグの毒である内臓を取り除く仕事をしている母玲子は明人の成長だけが唯一の願いであった。
明人は、ろうあ者である母の通訳となって母を助け、母子は目標に向かって進んでいくが、
明人は、母の願いを背中で聞きながらピアノが思い通りに弾けない辛さを噛みしめていた。
才能がない!と、感じつつも母の想いを背負っている。
プレッシャーでだんだんと日増しに押しつぶされそうになる。母は、帰宅してピアノを練習する明人の音を畳に掌を当てて音を感じている。
少しずつすれ違いになっていく母と子の思いであった。

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明人は、遅くなったピアノ塾の帰りに路上ライブをやっているバンドに出会った。
キーボードの演奏を聴いて「へたくそ!」と、つぶやく。誰にも聞こえない小さな声で・・・。
大貫いずみとの出会いだった。
誰にも聞こえないはずの「へたくそ!」は、いずみに届いていた。
大貫いずみもまたろうあ者だった。
へたくそ!が、慣れ親しんだ手話で喋っていたのかもしれない。

へたくそでも、明るく演奏するバンドの演奏に明人は、母の思いに疑問を感じていく。
音が聞こえないはずなのに、楽しくキーボードを演奏する大貫いずみに惹かれていく。

母玲子と大貫いずみは、衝撃的な出会いをする。
母は、明人と付き合うのをやめて欲しいとお願いをする。音の聞こえない世界を感じるのは私だけで十分。明人には音の聞こえる世界でがんばって欲しい・・・だから、会うのをやめて欲しいと懇願する。

大貫いずみは、金沢のろうあ学校に通っているときに、これから生きていく中で大事なことを学んだ。生きていくうえでとても大事で大切な言葉であることを伝えます。

それは・・・わたしたちろうあ者に出来ないことが三つあります。
1.聞こえないこと
2.喋れないこと
3.無限に夢をもてないこと

しかし、わたしたち、ろうあ者に出来ることが三つあります。
1.目で聞くこと
2.手で喋ること
3.現実の中で夢をみつけること

明人の「へたくそ!」は、目で聞いていたんですね。

母玲子は明人に父は亡くなったと教え、育ててきた。
母の留守に電話が鳴った。
受話器を取った明人にとって衝撃的な内容だった。
「あなたの父親が亡くなりました」と聞いた明人は葬儀場に向かう。

母の言葉が信じられなくなった明人は、母に詰め寄ります。
父が亡くなったので、もう、良いよね・・・ピアノから逃げて良いですか?
父への意地で、母の夢を押し付けたピアノから逃げて良いよね。と。

母は云います。
「逃げなさい」「母さんを捨てなさい」と。
父親は「やさしさだけでは、やっていけない」と、云って母を捨て去っていった。
父親を見返すために、一生懸命がんばって、ここまで来たの・・・。

大貫いずみに呼び出された明人は、大事な言葉が書かれたロッカーを見せます。
そこには、ろうあ者に出来ない三つのこと。と、ろうあ者に出来る三つのことが書かれていた。
最後の行に書いた人の名が書かれていた。
書いた人は、永倉玲子。母だった。

心の糸・・・迷ったときは、たぐり寄せれば良い。

良いドラマでした。

母、永倉玲子を演じた松雪泰子さん。手話で語る表情が素晴らしかった。
ピアノを挟んで明人と、疑問や、わだかまりを話し合う、そして涙を溜め必死に堪えるシーンは感動的でした。

12月19日に全編字幕で再放送されるようです。
思い出しながら書いていますので、文章に間違いがあるかと思います。
ご愛嬌でお許しください。

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渋滞の原因は・・・

斑尾高原に向かうバイパスには、ところどころに水溜りができている。
先を急ぐのであろうか、車が混み始めた。前を走る車の後輪から跳ねる水しぶきが高く舞い上がる。バイパスを大きく曲がると、長い上り坂の坂道となり自然にアクセルに力が入る。
実況で云えば、第四コーナーを曲がりました・・・と、なるのでしょうか。

バイパスに入る前から付かず離れずで前を走る車は高級車の貫禄たっぷりで、10年ほど前の年式であろうか光沢のあるオフホワイトのチェイサーが落ち着いた走りで他を圧倒している。
優雅な車だな・・・。

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一段目の坂を上りきると、二段目の坂では遠目にも車が数珠繋ぎでブレーキランプが付き始めた。
あっ!渋滞かな。
・・・と、思った瞬間に、前を走るチェイサーは踵を返すように、ハンドルを右に切り反対側車線を大きく回りUターンして、いま来た道を走り去っていった。
素早い判断だった。

のんびりと運転をしていると、つい渋滞を前に一瞬考えるもんだが・・・
彼の素早い対応を考えた。

1:先を急ぐから渋滞で時間を浪費したくないので、戻って高速に乗ったほうが早い!

2:渋滞とは、関係なしに急に用事を思い出したので引き返した

3:これは、普通の渋滞ではなくて、非常線を張った検問の渋滞ではないかと、とっさに判断した。

この3つが浮かんだ。

想像するに、彼は犯罪者ではなかったか。すでに犯罪者として手配書が廻り高級車であるが古い型式の車に乗っているのは、車を買い替えることが出来ないので大事に運転していた。
もしくは、盗難車であることも考えられる。その場合は、ハイブリッドなどと新しい車を盗むと、盗まれたほうは一大事だと、ありとあらゆる手を尽くして盗まれた車を探そうとするが、古い車だと、盗まれたほうも、いい加減飽きていたので廃車にしたと思えば良いか・・・と、盗難の届けも後手になる。

渋滞の原因が、盗難車とか犯罪者を見つけるための検問だとしたら、犯罪者の心理として事故かも知れないが、検問渋滞の可能性もあると思ったら、渋滞でのんびりと時間をつぶす訳には行かない。

検問渋滞で、彼を待ち受けていた警察はチェイサーの車を見つけ追いかけるだろう
パトカーやら白バイがいっせいに飛び出し、鳴り響くサイレンが山々に木霊して・・・「ウ・ル・サ・イ!」って叫ぶことが出来るだろうか。

ドラマでは決して味わえないカーチェイスが繰り広げられるだろう
F-1レーサーを目指した犯罪者の彼は、右側だけのタイヤを利用する片側車輪走行のテクニックを駆使して1車線もない田んぼの畦道を走る、ひた走る。田んぼから田んぼへと逃げ切れるであろうか・・・。

それとも、車と車の隙間を縫って激突を繰り返しながら、前へ前へ・・・一歩前へと進むのか。どれほどの犯罪を犯したのであろう

渋滞の原因となった事故現場にやってきました。
マツダデミオが歩道に乗り上げて電信柱を直撃して電柱が道路に倒れていた。デミオのフロントは大破して蒸気を吹いている。乗っていた2人組は倒れた電柱と大破した車を眺めている。

まだ救急車も警察も来ていない。

電線がブラブラと風に揺れ危険な状態であった。
電線の隙間を縫って車は通り抜けていく。
チェイサーに乗った犯罪者?の彼は、どうなったのかな。
無事に逃げることが出来たのか 心配だ!(笑)

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新嘗祭・・・そして、新そばを

11月23日は新嘗祭ですが・・・
いまどき新嘗祭とは云わないですね、勤労感謝の日です。
たいした仕事もしないので国民総生産であるGNPを押し下げている一人ではあります。
勤労感謝の日に休むのは非国民と陰口を叩かれそうですが、どうしても秋の新そばを食べたくていつもの戸隠にやって来ました。

朝から冷たい雨が降り続き、妙高の山々は霧が麓まで降りてきて五里無の世界が広がっています。
そんな日に、妙高の山中でゴルフに興じている仲間がいます。誘われたのですが・・・行かなくて良かったと笑みをこぼしニタッとしているんです。しかし、霧の中のゴルフなんて乙なもんですね。打ったボールがどこにあるのか必死になって探していることでしょう。

まかり間違ってもボールを捜しているうちに冬眠前の熊と遭遇しないことを祈ります 合掌。

霧が覆いかぶさり雨がシトシトと窓を打ちます。
雪になったら・・・いやだな。ツルツルの夏用タイヤを履いています。曲がりくねったこの坂道で雪が降ると、真っ逆さまに崖下に突入間違いないです。そんなことになっても誰も気が付かないだろうな・・・。
そんなことを思いながら
新そばを食する前に、先ずは戸隠神社奥社に参拝です。
奥社に着いたのは9時30分。早い時間なはずですが、駐車場はほぼ満車状態。かろうじて隙間にお尻をクネクネして入れました。
まるで満員電車で座席の空間がないにも関わらずお尻を入れ込む、いまや死語となったオバタリアンの心境です。入ったもんが勝ちでしょうか。

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奥社は大変な人出です。
大鳥居の前には立ち往生された人ごみを掻き分けていかないと前に進めません。
なんでこんなに人が・・・
25年ほど前にはじめて奥社に来たときは、参拝者もまばらで、神の領域を歩いているんだなぁなどと思ったものですが、いまは吉永小百合さんのCMの影響でしょうか、観光地となり、そしてパワースポットの名所となり老若男女がわれ先にと参道を歩かれます。でも、さすがに参道の真ん中を歩く方はいないようです。
参道の真ん中は神さまの通り道です。

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パワースポットとして有名な500年を越す杉樹木の洞穴。有名な杉木立の奥のほうにあるのですが洞穴に入って騒ぐからでしょうか、注連縄が巻いてありました。ここでの記念撮影が多かったですね。

息を切らせながら戸隠山4合目にある奥社、奥の院に到着しました。心臓破りの坂道を歩くこと30分。霧も晴れ青空が雲の切れ間から覗かせます。

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奥社にある社務所から笛の音が聞こえてきました。なにやら戸隠神社一大イベントである新嘗祭の神事が執り行われているようです。
戸隠神社・奥社のご祭神は天手力男命(アメノタジカラノミコト)。

宮崎・高千穂の雲上、高天原で起きた天岩戸事件では、岩戸の中に隠れてしまった天照大神をアメノウズメノミコトが全裸で踊り、狂喜乱舞の様子を垣間見ようと岩戸を少し開けられたその瞬間にアマノタジカラノミコトが岩戸をがっちりと掴み、怪力にものを云わせて、エイヤ~と投げ飛ばした。その投げ飛ばした岩戸が何百キロも離れた戸隠山に衝突した。
天照大神が二度と岩戸に隠れないようにと名付けられたのが戸隠です。
国技である相撲の土俵の真ん中にはご神体が祭られています。
ご神体の主は天手力男命(アメノタジカラノミコト)。

溢れんばかりの人ごみの中で、奥の院にたどり着き、おもむろに神拝詞を取り出して
ニ礼二拍手一礼で大祓祝詞を詠みましたよ。後ろで並ばれている方には申し訳なかったでしょうか。参拝の儀式を終えて一目散に・・・新そばへ。

いつもの20年通い続けた岩戸屋で大ざるをいただきました。
新そば・・・おいしゅうございました。合掌。

雨がシトシトと降り始めました。
雪になるかも知れません。スタッドレスタイヤが欲しい・・・。

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明けの明星~追加の画像

まだ明けやらぬ4時50分。
東の空にくっきりと、明けの明星・金星が燦然と輝く。
周りの星と比べても数倍大きさも明るさも・・・。

Kinsei

冬の星座は、西南の方角に居座るオリオン座を中心に定位置にすっぽりと腰を下ろしている。
東の空に目をやると、鉄塔か何かの危険を知らせる灯りか?と、おもうほどに、やけに大きい星が光っている。周りの星と比べても数倍大きくて輝いている。
特に今年の金星はやけに大きく感じる。

雲に遮られて数多の星が消えても、金星だけは光っている。
毎日、夜明け前の空を眺めるのを日課にしているが、こんなに大きくて光っている金星ははじめてです。
太陽が昇りはじめて、周りを薄赤く染めていくときになっても、まだ光っています。

明けの明星は東の空に
そして、宵の明星は西の空に輝きます。

もしかして・・・UFO?
そんな訳ないですね、いつまで経っても動かないし、ただ光っているだけ。

望遠鏡を持ってくれば、金星の形がくっきりとわかるのでしょうね。
そうそう、金星と云えば、世界初の宇宙ヨット「イカロス」が金星に向かって飛んでいます。
金星に黒点が見えたら・・・それは、間違いなく宇宙ヨット「イカロス」でしょう。

12月1日あたりは、月齢3.7の三日月と接近しそうです。
三日月と大きな金星のランデブーなんて、幻想的ですね。望遠鏡を用意しなくちゃ・・・。
その日は、木星も近づきそうです。

12月2日。三日月は金星に近づきつつあります。3日の明日は雨の予報です。

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3日・4日は雨あられの大荒れの天気で月も金星も姿を隠しています。

5日の金星。望遠にレリーズを使っての撮影です。金星まで4000万キロあります。ちなみに月までの距離は38万キロです。しかし望遠で見ると金星もこんなに大きく見えるなんて・・・驚きです。月は新月となり見えません。

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ことし一番の冷え込み

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今年一番の寒波がやって来た。
なんてたって寒いのなんの・・・寒いんです。

妙高は真っ白ですね
澄み切った青空の下には、いつもの事ながら妙高の峰を覆いかぶさる厚い雲が漂う。
冬本番になると、この厚い雲は雪雲となり、イヤッというほどの雪を撒き散らす。

妙高の中腹に広がる赤倉温泉は、待ちに待った雪が降り積もり、落ちてくる雪を眺めながらの雪見酒ができる。そんな日は露天風呂が花盛りだろうな・・・。混浴だともっと良いが・・・。

遠目には、雪の額縁を嵌めた黒姫山がそびえる。

そして、この黒姫がまた豪雪で有名です。それこそ半端なく降り続ける。
黒姫で育った小林一茶は、雪に閉ざされたわが身を振り返り

これがまあ 終の栖(すみか)か 雪五尺

と、捻っている。

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