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叶わぬ再会

Facebookに知り合いからメッセージが届き懐かしく読んでいると、ある人を思いだし検索してみた。

たぶんFacebookでは、たくさんの友だちを集めてニコヤカにやっているだろうと思っていていたら、Facebookには登録されていなくて、なんとウィキペディアにその方の経歴が記述されていた。それほどに有名になったんだと、ちょっぴり嬉しくなり彼の才能であれば当たり前かと内心思ったりした。
ところがウィキペディアには、心不全での訃報が記述されピリオドが打たれていた。

知らなかった。10年前に亡くなっていたとは
胸が高鳴りビックリした

彼とは、ヨーロッパ出張の折に二度ほどいっしょに旅行をした。ファッションデザイナーらしくお洒落で本場のパリを散策しても見劣りしない出で立ちで立ち振舞い
ツインのベッドで共に休み、夜の明け方まで語り合い、また夜の街を彷徨えば女の館に入り浸り、狙いがいっしょだったりするとジャンケンしたこともある。

その後・・・
彼は、どこでどう目覚めたのか同性愛に走り、眩いばかりの女性(♂)と同棲をはじめ、デザイナーとして磨きがかかっていき、素材を提案する私とは少しずつ距離が広がり始めていった。
展示会やらショウなどで会うと、手を上げて再会を喜び、時間を忘れて談笑した。

あの時は楽しかったね。また、いっしょにヨーロッパに行こうよ が彼の口癖だった。

業界を離れた私は、彼と会う機会もなくなり音信不通になっていたが
デザイナーとして名誉ある賞を貰ったりして、いかんなく才能を発揮している彼の今を伝えるニュースに嬉しく思っていた。

また、いつの日か会える日があるだろうと思っていたが・・・亡くなっていたとは知らなかった。
喪主がお兄さんだったので結婚はしなかったんだなと私生活が垣間見えた。

合掌。

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