« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »

ダンテ「神曲」地獄編をかいつまんで

抗がん剤ゼローダの服用は4コールが終わったが指先に生じるピリピリ感で違和感があるので主治医に説明をして2週間の休薬となった。
変わった副作用としては、尿が異常に多くなったが水分は普通と変わらないが、尿の多さと排便の多さは相変わらずで困ってしまう。排便の前には無臭のオナラが頻繁に出る。これによって排便が近くなったと信号を送ってくれる。

飲み始めて殆ど目立なかった白髪が一気に拡大して年相応の白髪ジジイになってしまったことは禿げるより良いかと納得してしまった。

さて、指先の違和感でキーボードを打つ手もご無沙汰していた。
それにモニターが非光沢でなく光沢画面のために目がショボショボして目が疲れてしまい、一瞬であるが目を閉じる回数が多くなりモニターの替えどきかもしれない。
それに車で走ると一面雪がキラキラ輝いていて雪目症状になったかも知れない。
雪道走行にはサングラスは必需品と思われる。特にUVカットは有効と思われます。


さてと、ダンテの「神曲」の地獄編を覗いてみよう。

地獄門を潜ったダンテは、そこには異様な音に満ちていた。嘆くものや、突然叫ぶ者やら無数に及んだ。星も見えない暗闇の世界。生きるでもなく死ぬでもなく・・・浮遊霊のようなものであろうか

地獄の第2門を潜ったダンテは「来たか者ども、どれだけ悪行を行ったか、さぁ白状しろ」と番人ミノスが迫ってくる。ムチを打ち据えて白状を迫る
白状した行状で地獄の位置が決まる。

意識を失ったダンテであったが、降りしきる冷たい雨に目が覚めた。
いつまでも降る雨が泥沼とかした大地がひどい悪臭を放っていた。
ここは地獄の第3門。
貪欲な大食漢が落ちる地獄。怪獣である番人はケルベロス、罪人たちを食い散らす
地獄に落ちた罪人を食料としている。

地獄の第4門にはプルトンがいた。大声で訳の分からぬコケオドシの文句をがなりたてている
第4門には、大勢の人がいて、それぞれが皆、大きな岩のような荷物を一時も休まず、渾身の力を込めて転がしている。
金を溜め込んだ者と、過ぎた者で、ケチか無駄遣いをした罪人である。運命をカネで買えると思った末の地獄行き。
彼らはお互いに「何故貯める!」「何故使う!」と罵り合っている。

ダンテは更に降りて行くと沼にでた。
黒く淀んだ沼には言葉にならない不気味な唸り声が聞こえてくる。無数の人がいて顔をドロで黒くなり、互いを牽制し殴り合いの喧嘩をし叫んでいる。
彼らは怒りに満ち我を忘れた罪人。
現世での怒りが地獄に落ちても怒号となって沼にいる。

もっと下がっていくと塔が高くそびえている。
塔の中で罪人を焦がす永劫の火が燃え盛り、空を真っ赤に染めている。

ダンテは怖くなり恐ろしくなってヴィルギリウスにもう引き返しましょう
今だったら現世に戻れるでしょう・・・。

復讐の魔女が全身を赤い血で染め、髪は蛇、その髪を振り乱し叫んでいる。
「さぁメドゥーサ。あいつらを石にしておやり」
間髪入れずにヴィルギリウスが叫んだ。
「目をつぶれ、顔を隠せ、もしメドゥーサが現れ見つかったら、たちまち石になるぞ!もう二度と地上に戻れぬぞ」
メドゥーサがやってきたが、身を隠してその場を過ぎ去った

無数の墓がある。
それらの墓はすべての蓋が開き、中から火炎が吹き出していた。多くの罪人が苦しみうごめいている神に背いた異教徒達である

生前、他人に暴力を奮った罪人がいる谷間にでる。
「人を傷つけ人の血を垂れ流した罪人は、煮えたぎる血の海にいた。」

さらに深いところに入って行くと怪鳥アルピアがいる。
アルピアは何もかもダメにしてしまう。地獄にいても、どんな僅かな望みの芽をアルピアは見逃しはしない。ことごとく啄んですべてを萎えさせてしまう。希望を取り除くことがアルピアの仕事だ!

ダンテ!そこの木を少し折ってみろ
少しの枝を折ると悲痛な声が聞こえてきた。
「何故折るんだ!」「やめてくれ!それは俺の指だ・・・」折れた木は血に染まり悲痛な声がこだまする
それは、自ら命を立った者が行く地獄。枯れ木となって為す術くもない

大きな地獄の門をくぐる。

次に続く・・・。





| | コメント (1)

ダンテ「神曲」を読む

001

抗がん剤ゼローダの服用が4コールの休薬に入った。危惧していたとおりに4コール目で、今までは両手両足の指先の色素の沈殿で起きる黒ずみと赤味が広がっていたが、右足の小指に皮膚が割れ痛みが生じるようになった。

つい先日は、突然下痢になった。便意が頻繁に起きトイレに行くたびに排便することなく終わることが1日中続いた。この時はシャワートイレでもお尻がシャワーの勢いに痛みが走った。

そんなこんなで、抗がん剤ゼローダの服用は8コールまで続く。
あるブログを読めば、副作用があることがガンを壊滅している。と断言する方が多い。
効いているのであろうか。

手のピリピリ感がある中で、どうしても読み返したい本を取り出し読み始めた。

静かにストーブを抱きながら念願のダンテ著「神曲(地獄編・煉獄篇・天国篇)」を読んだ。
私は、神社参拝を趣味として身を清めるために大祓祝詞を読む神の子であり、仏壇に向かい先祖霊を敬い般若心経を唱える仏教徒であります。

そんな私は心霊学徒でありダンテの神曲は心霊を理解する大切な本であります。

詩人ダンテ(1265-1321)は愛するフィレンツェを永久追放される憂き目にあい、生涯フィレンツェに戻ることはなかった。愛し合ったベアトリーチェとは若くして死別する。ベアトリーチェとは天国篇で出会うことになる。

フィレンツェを追放され放浪の旅の途中で冥界に入り込んでしまった。書かれたのは死の直前であったと云われる。

地獄編では現世で悪行を行った人々が地獄の底で苦しんでいる様子が描かれている。
キリスト教が封建的な権力を握っているルネサンス期でキリスト教が絶対的に善悪を掌握していた。聖書(旧約聖書・新約聖書)には罪や罰の概念はあっても天国や地獄の様子は描かれてはいない


人生の旅の途中で、本当の道を踏み外してしまった私は気がついた時、暗くて深い森の中にいた。
思い出せば震えが走り、心が凍る。

気がつけば人生は半ば
見わたせば暗き森深く
道らしき道のひとつすらなく

ではじまる。

進めば野獣の豹やライオンが現れて牙を向き襲い掛かってくるが、帰るに帰れない 死の恐怖を味わう。後退りすると影のない人がボンヤリと見えた。
「助けてくだい お願いします たとえどこのどなたでも人でも影でも良いのです」
「私はもう人ではない、現世では詩人だったヴィルギリウスという者だ」

「ダンテついてくるが良い、お前を案内してあげよう ここからお前を連れ出し終わりのない世界、死後の世界へ連れて行く。そこでお前は絶望の悲しい叫びを聞くであろう。犯した罪の、罪の重さに耐えかねて、もう一度死なせてくれ泣き願う亡者たちを見るであろう。」

ヴィルギリウス。何故私を救おうとされたのでしょうか
「ダンテ。私はベアトリーチェに頼まれたのだ。お前が豹の前でうろたえ逃げ出そうとしていたのをベアトリーチェは心を痛め煉獄にいた私に助けに行くように指示された」
ベアトリーチェが・・・。

ヴィルギリウスに連れて行かれついに地獄門を潜った。

続く。

追伸。
詩人ダンテと云えば、与謝野晶子の夫である与謝野鉄幹が書いた
「人を恋うる歌」の四番に

「ああ、われダンテの鬼才なき バイロンハイネの熱なきも
石を抱きて野にうたう 芭蕉のさびをよろこばず」
とある。

| | コメント (6)

スパムメールの転送

本日夕方に、gmailのアカウントがハッキングされて、過去にメールを送ったことのある方々にランダムにスパムメールが私のアドレスから送信されてしまったようです。

ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。

強力なセキュリティを施していましたがgmailの隙間をつかれたようです。
メインアドレスのniftyアドレスに被害はありませんでした

アクセスを調べたところ中国とアメリカからのアクセスがあったことはわかりましたが、
詳しいことはよくわかりません。

内容を見る限りではアメリカではないかと思われます。
アクセスは174.141.212.170でしたがgooglemapでは平原でした。
トレーラーハウスを持ち込んでの仕業だったでしょうか

慌ててしまい乱雑な文章でお詫びのメールをスパムメールを送った方々に送信しました。
申し訳ありません。
Fwdの送信でしたので転送されたようです。

セキュリティの完璧さを豪語するgmailに集団ハッキングしたのでしょうか
すぐにパスワードを変更しました。

多分、メールを開封しても感染はしたりしないはずです

ヌードの画面が送られたのかとビックリしましたが・・・

gmailをお使いの方はすぐにでもパスワードの変更をした方が良いかと思います。

| | コメント (0)

« 2013年1月 | トップページ | 2013年3月 »