« 2016年11月 | トップページ | 2017年1月 »

わが家に黒猫がやって来た

002

わが家に黒猫の赤ちゃんがやって来た。

猫の里親にならない?と何度となく聞かれたが猫の方が長生きするのでと断っていた。
以前にもサバトラの白を飼っていて20歳と云う高齢で天国に行った。
番猫としてネズミの出没に目を光らせていたが死んだ途端、ネズミが庭を走って行った

今度飼うなら黒猫か黒白の斑が良いと思ってはいたが猫の長生きを考えると二の足を踏む
それが1本の電話で話が進んだ

飼われていた黒猫が二匹の黒猫を産んで里親を探していたら尾っぽの短い方がすぐに決まって貰われていった。残っていたのが長い尾っぽの黒猫で乳離れを終わってすくすくと育っていた。
知り合いの聞いてあげるよ!
翌日になって黒猫欲しいと手を上げる方がいた。
\(^o^)/で連絡を頂いた方にOKの返事をした。

12月10日に受け取りに来てくださいと云われてお宅訪問すると小っちゃい黒猫はダンボールの中でキョトンとしていた。
土曜日だったので2日間だけ預かってリレー方式で月曜日には違うお宅に貰われて行きます。

ところが・・・
月曜日になって黒猫希望のお宅が年末は忙しいので年が開けてからで良いですか?と来たエ~~~と唸ってしまった。
未だ二十日以上もあるじゃないか
しかし、わが家の玄関を跨いたのであれば仕方がない
子猫用のエサに姫が使っていたトイレ用砂場を用意します。

ダンボールにチョコンと収まった黒猫はまさしく猫を被っていた。
生まれて3ヶ月程度の子猫です。
取り敢えず名前を付けようと
黒猫と云えばもう魔女の宅急便しか思い出しません。
魔女のパートナーと云うことで名前はジジです。

夏目漱石「吾輩は猫である」も黒猫でしたが、こちらは最後まで名前が付かずに猫のまま死んでいきます。ただ実際いた黒猫で漱石夫人は大層可愛がり「福猫」と呼んで可愛がっていたと聞きます。

走り回るは、カーテンをよじ登るのは朝飯前のようです。
砂場は以前使っていた姫の匂いが残っているのかなかなかスムーズにはいかない。
尻を上げる度に砂場に直行して躾の第一歩です。
ゆで卵・竹輪・生クリーム・チーズは好物のようです。竹輪だけは食べるけど骨を弱くするので食べるかどうかの確認をしただけ。

最初の頃は湯たんぽを炬燵の中に入れて暖を取らせたが、いまでは羽毛布団に潜り込んでいる。

そして飼い慣らしているのですが、預かっているだけの日々だが相当に懐いてきている。これは困りました。年明けまでのお預かり黒猫です。

古今東西 黒猫に纏わる吉凶があります。

◆ 黒猫は『魔法の猫』で、餌を与え、敬意をもって接する飼い主に幸運をもたらす

◆ 自宅の玄関先に見知らぬ黒猫がいたら、繁栄がもたらされる

◆ 近代以前の日本では「夜でも目が見える」等の理由から、「福猫」として魔除けや幸  運、商売繁盛の象徴とされ、黒い招き猫は魔除け厄除けの意味を持つ。

◆ 江戸時代には、黒猫を飼うと労咳(結核)が治るという迷信のほか、恋煩いにも効験  があるとされた。新選組の沖田総司は労咳を患って床に伏せっていた際、この迷信を  信じて黒い猫を飼っており、死の間際に斬り殺そうとしたが果たせず、自らの終末を  悟ったといわれる。

◆ 自宅の玄関先に見知らぬ黒猫がいたら、繁栄がもたらされる (スコットランド)
◆ 黒猫が住みついたら、幸運がやってくる (アメリカ、イングランド)
◆ 黒猫が道を渡ったり、自宅に入ってきたら、大変縁起が良い (イングランド)
◆ 黒猫は『魔法の猫』で、餌を与え、敬意をもって接する飼い主に幸運をもたらす (  南フランス)
◆ 結婚祝いに黒猫を送ると、新婦に幸せが訪れる (イングランド)

◆ 月明かりの下、黒猫が行く手を横切ったら、伝染病で死ぬ (アイルランド)
◆ 黒猫が病に臥せる人のベッドに横になったら、その病人は確実に死ぬ。(イタリー)
◆ クリスマスに黒猫の夢を見たら、翌年は重い病気にかかる (ドイツ)

それに黒の子猫
黒の吉凶に加えて幸運の特徴を持っていました。
長い尻尾の子猫の尻尾がカギシッポになっているんです。

我が身に幸運が訪れるのか、寝ている私の横で寝るのだから私は重い病気にかかるのか

ところが12月30日にショッキングな出来事が起きた。
憚られるプライベートの事なので書くことは控えないといけないが、黒猫が来てから何気なしに気づいた出来事なんです。
昨夜は黒猫のジジを横に寝かせながら寝ることが出来ませんでした。

そんな訳で黒猫のジジは幸運を運んできたのか、はたまたアクシデントを運んできたのか、しかし年明けにはジジはわが家を離れていくのかな・・・思案のしどころです

| | コメント (1)

別れの挨拶

不思議なこともある。

T_img_0876

11月26日に親戚のお父さまが亡くなった。
お父さんは根っからの猫好きで農作業に行くときも一輪車に乗せて畑に連れて行った。また猫もおとなしく一輪車に乗ってお父さんの農作業の付近で遊んでいたと云う。
部屋に居る時は猫の方からお父さんに擦り寄り膝の上で寝ていた。

そんな猫が5年前に3匹の赤ちゃんを産んだ。
自然に任せていたので避妊手術を行っていなかった。2匹の赤ちゃんは知り合いに貰われて行って残った1匹を親子として飼うことにした。

その親猫が赤ちゃん猫を置いたまま家出をした。
親猫が赤ちゃん猫の時から飼っていたので7年の歳月が過ぎたが、いままで一度として2日と家を空けたことがないと云う。
7年も飼ったその親猫が家出をしたんです。2日経ち3日経ち1週間経っても戻ってこない。
首輪をしていたのですぐに見つかるだろうと思って
近所に張り紙をだして捜索をしたが情報はひとつも上がってこなかった。

交通事故で猫が轢かれたとも聞かないし。
もしかして死ぬ場所を探して家出したのかも知れないと落胆の色が濃くなった。
その間に残していった赤ちゃん猫がすくすくと育ち大人猫になってしまった。

家出した親猫のことはすっかり記憶から消えていた。

お父さんも家出した親猫と同様に赤ちゃん猫にも愛情を注ぎ、一輪車に乗せて畑仕事に行っていた。赤ちゃん猫も家出した親猫と同様にお父さんになついて一緒の布団で寝た。

病院で亡くなったお父さんの遺体は通夜・告別式を迎えるためにセレモニーホール安置された。
3日めになると飼っている猫の餌が心配になり家族の方が家に戻り、猫の好きな煮干しに缶詰を空けて置いてきた。
明けて翌日は出棺を終え、お斎(おとき)を行って家路に着いた。

最初に家に着いたお母さんが「え~~~!」と大きな声をあげた。
家族がビックリして、どうしたの!と聞くと、お母さんは声にならない声をあげて猫が猫が・・・と指を指した。

玄関前に薄汚れ今にも切れそうな首輪をした1匹の猫が佇んでいた。
みたみんなは一様にイチコ(家出した親猫の名前)だ!イチコだ!イチコが帰ってきたと騒いでいる。

あんなに可愛がってくれたお父さんとの別れに来たのであろうか
お母さんは泣いている。
イチコ!もうどこにも行かないで!と抱きしめていた。

亡くなったお父さんに会いに帰ってきたのだ
お父さんと最後の別れがしたかったのだろう

二度と家出しないように玄関の鍵を閉めた。


| | コメント (11)

« 2016年11月 | トップページ | 2017年1月 »