海外出張

昔話。海外出張・・・最終回

04end1
遂に・・・
初めての海外出張は終わりを告げます。
羽田に戻ってきました・・・が、しかし・・・

二晩続けての夢の世界は・・・
それに運河に浮かんでなくて良かったです。

パリに戻ってきました。
リポートの整理を行います 写したフィルムの日時の確認等を行いながら
肝心の土産について3人で話し合いをしたのです。

肝心の土産とは・・・
それは解禁された無修正の画像です。
それはそれはレポートに次いで大事な雑誌です。
50冊ほど集めました。
サンプルとか資料を入れるために現地で購入したバッグの他に新たにバッグが必要な状況になりました。ジャンケンして誰の荷物にするか決まりました。
雑誌を丁寧に詰め込んでその上にサンプルの商品を置きました
羽田の税関で見つかったら即刻没収です。
祈る気持ちで・・・帰国機のエールフランスに乗り込みました。

帰国もトランジットはアンカレッジです。
3人とも同列の座席が取れずバラバラに座っています
文覚はエロ雑誌の行方を気にしながら買い求めたmarie claireの最新号
とフランスの手染めの基本なる雑誌をポケットに入れて座っています。

機内では映画が始まりました・・・
スチュワーデスが近寄って来ました
文覚のところで立ち止まりポケットからmarie claireの最新号を取ろうとしています。
直ぐに手で押さえて・・・何するんだ! 
この雑誌は私のものです 私が買ってきた雑誌です
それでもフランス人のスチュワーデスはmarie claireを取ろうとしています
なにやらお互いが興奮して怒号になりそうです
「#$%%%(’”@?□▲○■&%」
「なにしやがるんだ・・・このやろう・・・」
フランス語と日本語・・・噛み合いません。
同じ列にお座りの外人が声を掛けてきました
この雑誌を見せてくださいと云ってますよ
エッ!
そうなの・・・
穴があったら入りたい、そんな心境です。

その後のスチュワーデスの行動は想定内です
文覚だけジュースのサービスはありませんでした。

何だかんだと云っても羽田到着です。
短くも長かった出張でした。

さてと税関を通って・・・お楽しみのエロ本を・・・
ところがエロ本を入れたバッグが出てきません
30分待って・・・1時間待ちましたが出てきません
段々と呼び出しが掛かるのではないかとの不安と焦りが出てきます。
居ても立っても居られない辛い情況です。
荷物の持ち主の当の本人は真っ青です。
しかし、仮にエロ本は没収されても仕方ないですがサンプルも一緒に入れてあります
これは非常に困りました。
係員に調べてもらって2時間ほど経過した時に案内がありました。
お探しのバッグはニューヨークで見つかりました。
何とエロ本を入れたバッグはフランスからニューヨーク行きの飛行機に積まれたようです。
安堵しました。
バンザイ バンザイ バンザイ です。
会社の手違いと云う事で後日、会社まで届けると相成りましたが
エ~~~~~~~それは困ります。

そうも行かなかったようです
2日後、日本橋の会社に届けられました。
部内では失笑ものです
部長・課長からは罵声と叱責を受けました。
同僚は大歓迎です・・・仕事どころではありません。
女子社員の冷たい視線を忘れる事は出来ません。

多分、今でも語り草になっている事でしょう
ジャンケンで負けて荷物がニューヨークまで行ってしまった彼は
今では子会社の社長に納まっています。
本社の役員にはなれなかったようです・・・
この事が原因でマイナス評価だったのかも知れません。

これにて海外出張 おそまつ君の珍道中記は終了です。
ご静読・・・ありがとうございました

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昔話。海外出張・・・その8

20030123
西ベルリン・・・最後の夜

西ベルリンでの滞在が長くなったのには理由があって本当はフランス染色の町
「ミュルーズ」が予定されていたが先方との日程の都合が付かなくなりミュルーズは
次回出張で行く事になった
大好きなフランス人形に会う事になるのですが・・・

昨夜のテレフォンバーは刺激的でした。
同行の二人も文覚に続いて夢の世界に入ったようです。
先輩は苦笑いしながらボックス席でみんなが戻ってくるのを待っていました。
これで先輩に弱みを握られたわけですから先輩後輩の学生的な服従から絶対服従に格上げになりました。辛い・・・デス。

早朝からT紡績の方が3人来られて今後の営業に関する打ち合わせが延々と・・・
明日にはパリに戻って帰国へ向けての準備です。
T紡績の方に昨夜の話をすると・・・目の色が変わりましたよ
最後の夜の今晩は行かないんですか?
まぁ 一応目的は達しましたので・・・目尻が下がり鼻の下が伸びた顔でしたり顔です。
T紡績の方、攻めて来られます
私には次の出張がないんですよ・・・
もう涙顔です。
したり顔の我々3人でしたが、T紡績の方から提案がありました。

みなさん3人の費用を持ちます!
同行してください・・・バンザイ!バンザイ!バンザイ!心の中で叫びました。

今夜も素敵な夜になりそうです。
昨夜の先輩は仕事の都合で行かれません・・・ドイツ語はどうなるのでしょう
何とかなるでしょう
ハグの世界です・・・ハグハグ エイエンニ・・・

夕食でドイツワインをしこたま飲んで7時に出発しました。
表から1本裏に入った薄明るいレンガ通りにひと際目立つネオンの店はありました。
なんとも重厚な扉です
中に入るとエンジ色のフカフカの絨毯が迎えてくれました。
シャンデリアが煌々と輝いていてまるで高級クラブに来たような雰囲気です。

総勢6人の小心者の日本人一行です。
フカフカのソファーに案内され座ると、直ぐにワインがドンと置かれました
何でもワインです。
とても美味しいんですね 幾らでも飲めます。
座った目の先にはカウンターにズラリとドレスを着た淑女?が12~3人座っています。
カウンターの上には大きな鏡が付いていて淑女の顔を見れるようになっています。
中には鏡に向って笑顔を返す淑女もいます。
・・・若そうです。
それに淑女の前には番号が振られています。

ウエイターが説明に来ました
気に入った娘が居たら番号を書いて欲しいと紙とペンを置いて行きました。
昨日で少し馴れたのとお気に入りは同じになると行けないので早めに・・・
7番を指名です・・・
振り返ってニコッとしています
カワイイ!d(⌒ー⌒) グッ!!

別部屋に案内されました
どうも顔と背丈のバランスが合いません・・・顔は小さいのに180センチはあろうかと
まさに大木に蝉を覚悟しました。それにしても大女です。
歌麿にはなれません・・・一寸法師です。
それも北極にいる感じです・・・心が冷えてすべてが縮こまっています。
それに・・・部屋に入ると幅15センチはあろうかと思われる重い扉がギシッと音を立てて閉まりました
もう逃げられません
下手したら一巻の終わり?
西ベルリンの運河に浮かんでいる文覚を想像してしまいました。

come on baby!
怖い・・・

黒いドレスを脱ぎ捨てた淑女は・・・何と20センチはあるハイヒールを履いていたんです。
可愛い顔に変身しましたよ。

もう・・・
歌麿の世界です。
グッ!! ( ̄ε ̄〃)b
体力を使い果たしました。

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昔話。海外出張・・・その7

ビアホールにて・・・
Beer
悔しくて寝れない西ベルリンでの1日目でした。
それでもレポートを書かない訳には行きません。人使いの荒い会社です。
明日はボン駐在の先輩が来て今までのレポートについての経過報告があるので・・・必死です。カップ麺が食べたくなったのでフロントに・・・boil water? hot water? 通じません 仕方なく風呂のお湯で食べました。
boiling waterが出てこなかった・・・。

染色見本市を足を棒にして見て歩き・・・疲れ果てました。

昨日のボッタクリを聞いて駐在の先輩は大笑いです。
今夜は違うところに連れて行くよ・・・で、馴れている先輩を先頭に夜のお出かけです。
大きいビールピッチャーのネオンが煌くビアホールに入っていきました。
広い店内には熱気がムンムンしていて笑い声と奇声が聞こえてきます・・・ドイツ語ですが
目の前に置かれたのは特大ジョッキーが4本・・・まるで花瓶です
料理は見事なソーセージの数々・・・それに黒パンが山盛りで置かれています。

ドイツ人は陽気です
隣の席の方が喋ってくるのですが我々3人は・・・チンプンカンプンです
先輩がにこやかに応対しています。
そのうちに・・・場がざわめき始めました。
立ち上がって踊り始めています
バストが2メートルもありそうなビア樽の女性に笑顔で誘われました
もう・・・操り人形で・・・酔いは一気に進んでいきます。
胸に挟まれて窒息寸前それに、顔中至るところにキスをされて眩暈がしています。
若くて可愛い娘だったら良かったんですが・・・ビア樽の女性です。

ひとしきり踊りに付き合わされて席に戻ると、先輩とドイツ人の方、数人と話をしています。
急にドイツ人のそれも沢山の方が・・・握手を求めてきました。

ここからは先輩の通訳で・・・
「日本から来たのか・・・」
「日本には可哀想なことをしてしまった」
「もう一度、戦争をしよう・・・腰抜けなイタ公を外して」
「イタ公がいたから負けたんだ 悔しいだろう・・・」
「広島と長崎には本当に可哀想だ 何かしてあげたいが・・・」
「よし 待ってろよ」

ビアホールに居る100人以上はいるであろう団体さんの方に消えて行きました

大きい帽子を手にして・・・大きい声で何か云っています

「みなさん ここに日本の方がお見えになっています」
「我々の意気地なさで日本を敗戦国にしてしまいました」
「特に広島と長崎の原爆の被害者には大変気の毒です・・・」
「広島と長崎の為にカンパをお願いします・・・」

有り難いことに20万円ほど集まりました。
広島と長崎の為に使って欲しいと云われた20万円の大金です。
ボッタクリと相殺されました。

共犯ではありますが悪いのは文覚です。
時効として・・・お許し下さい。

その3で・・・大女との出会いが・・・

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昔話。海外出張・・・その6

Berlin1
ヨーロッパの染色の特徴は・・・色落ちする事を承知の堅牢度が低い染色でした。日本では到底考えられないものでした。日本での色落ちで許されるのは藍染めぐらいで他の商品で色落ちするとクレームの対象となり大変な騒ぎになります。
ヨーロッパではすべてにおいて色落ちは当たり前で騒ぐほうがおかしいと何度も云われました。
手染めの文化を確立していたんですね。
そんなこんなで・・・・
染色の見本市と会社訪問・工場見学で西ベルリンに行く事になったのです。
ドイツ国内でありながら陸の孤島となりある意味、鎖国されている状態です。
市民の方と色々と話をしていても西ベルリン以外に行った事がないと云う人がたくさんいらっしゃいました。井の中の蛙状態です。

色々な貴重な体験をした初めての海外出張でしたが極めつけはこの西ベルリンで起きました。

たまには夜の街に出かけたいよね・・・の一声ですぐにまとまりました。
常に3人の相部屋です いつもツインが2部屋用意されているのですが、3人仲良しでツインのベッドを寄せて3人で寝ていました。

フロントでstreet girl?等と聞いたように思いますが・・・
取り合えずタクシーを呼んでもらい、ドライバーに身振り手振りで説明します
ある1軒のネオンサインのない建物にドライバーは行って、小さな窓に向ってなにやら話をして戻ってきました。
OK!
少し怖い感じはしましたが西ベルリンは外に逃げられないので比較的安全な街であるとは聞いていましたので・・・すこしオドオドしてドライバーのニヤケタ笑みを横目で見ながら入って行きました。

中は真っ暗です 漆黒の闇状態です。
手探りで見つけたソファーに座ると・・・だんだんと目が慣れてきて薄くぼんやりと見えてきました。大きいフロアには絨毯が敷かれていています。テーブル席はないようです。人の顔が見えるようになりました・・・みんな私達のいる入り口の上のほうに目が行っています。
上を見るとなにやら映画かなにかを上映しているようです
我々も背を低くしてフィルムを見ようと移動して行きました。
ソファーに座るや否や・・・飛び込んできたフィルムは、今まで見た事もない18禁無修正ムービーです。凄い迫力で飛び込んできます。
3人とも身を硬くして一身に・・・集中して観ています ドキドキしています。
ようやく回りの様子が見えるようになりました。

キャー!ビックリ!! (*゜ロ゜)ノミ☆(;>_<) バシバシ
フロアにいるすべての人がヌーディストです。
それも一糸纏わず・・・・洋服を着ているのは我々3人だけです。
中にはフロアに倒れこんで抱き合っている男女が何組か・・・見えます。

いつの間にか3人の横にはスレンダーな美女が全裸でご登場です
この場合、どうするのでしょうか
基礎知識がないから応用が利きません・・・・・・・・・・・・・・www
咽喉が渇き・・・興奮しています
手を伸ばせばそこにはもち肌の金髪美女が笑顔で迎えてくれています。
それでも動画に目が釘付けです。

シャンパンを飲んでいいですか?
どんどん飲んでください どんどんと・・・

海外出張に行く前に先輩に云われた一言を忘れています
ヨーロッパでシャンパンは絶対飲ませるなよ! 念を押されていたんです

どんどん 飲ませたシャンパン!
血の気が上がっている3人 極限の興奮状態です
今日は服を脱ぐ勇気がないので・・・明日来ます。
必ず明日来ます・・・・
下半身はパンパン まともに歩けません。

チェック・・・・・・・お勘定
当時のお金で23万円!(今でしたら100万ぐらい・・・でしょうか)
エッ! マルク・ドル・円で掻き集めて払いました
運河に浮かぶ3人を想像しました。
出るや否や、タクシーにも乗らず走って帰りました。
どこをどうやってホテルまで帰りついたのか・・・今でも不思議です。

この事が・・・復讐となって破廉恥は続きます。
破廉恥記念のマッチ!

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昔話。海外出張・・・ひと休み

Panam
海外出張のドジ紀行は・・・ドイツ編が最大の山場です。
その前に・・・

初めての海外出張がヨーロッパ 
しかも目的である染色加工の視察が西ベルリンに集中していました。
ミラノから一旦ボンに入りボンから西ベルリンへはPAM AMです。
ドイツのルフトハンザ航空は飛んでいないんです。
西ベルリンへは東ドイツ領内を通過するので同じドイツであってもルフトハンザ航空は日本と同じ敗戦国なので連合国の航空会社しか飛べないようでした。

ドイツ編に入る前に・・・
ボンでは4時間ほどの待ち時間があり・・・3人でアダルトショップに入りました。
すでにヨーロッパでは解禁になっているヌード写真を片っ端から見て行きました。
日本ではお目にかかれない代物です。
4時間なんてのはあっという間です。
まるで谷岡ヤスジの鼻血ブー!('ε'*)です。
何冊か買い込んでPAM AMに乗り込みました。
機内でも、飽き足らず読めないドイツ語を外して写真に釘付けです。
夜間飛行で機内は暗くなっていましたが我々3人のところだけ灯りが点いています。
ようやく眠りにつきました。
目が覚めた時には機内食の時間は終わっていました。
失笑を買ったのは云うまでもありません。

余談・・・
東ベルリンから日本に宛てた葉書は1年後に文字が見えないぐらい沢山のスタンプが押されて届きました。

2回目の海外出張でテルアビブに行ったとき・・・文覚の荷物だけがチェックの対象となってたくさんの方がいる前でバッグを開けられました。小銃を抱えた兵士に取り囲まれて今にも息が止まりそうでした。
このテルアビブには・・・同級生が

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昔話。海外出張・・・その5

T_rommbr18
悔いが残るリドでの所業を反省しながら・・・

今回の出張での収穫を得るべきローマ・ミラノ・フレンツェに向います。
特にフレンツェは織物の街として知れ渡っています。
イタリアは独特な色使いで陽気で人見知りをしない荒唐無稽なラテン人種です。

フレンツェに行く前にローマを少し見学しました。
トレビの泉????探し捲くり何度も素通りしたところでした 
思いの他小さかったです。ご縁がありますように・・・5円を投げ入れてきました。

イタリアではアイスクリームに気をつけるように云われていましたので観光気分よりジェラードを持っているイタリア人を眺めていましたね
そう云う我々もジェラードを戴きましたが・・・美味しい!

ただただパリでは街中が汚かったのに比べてローマは比較的きれいでしたが、車は半端でなく汚れていました。どうしてこんなに汚いのか駐在の方に尋ねましたら、イタリアでは新車は直ぐにボコボコにされるそうなんです その為に新車で購入しても直ぐに泥を塗ってわざと汚す事が分かりました。
大変な国です
清潔好きの日本人にとっては考えられない習慣?でした。
毎年、大晦日には部屋の中にある不要なものを外に放り投げる習慣があるとも聞きましたそして、クリスマスだったか大晦日だったか、出会った人と誰とでもキスできるとも云われました これはパリでも聞いたような気がしました。
期待に胸躍る・・・その日は片想いのところに行けば思い悩む事もありませんね

ローマではシェスタの合間を縫って駐在の方と打ち合わせです
我々も郷に入っては郷に従えだからシェスタ・・・を体験したかった。

ミラノ・フレンツェに行ったらローマには戻ってこないので、ローマと云えばオペラ・・・オペラとカンツォーネディナーが一緒になった小さな劇場に連れて行かれました。

先ずは・・・ワインに度肝を抜かれます
4人掛けテーブルの上には一升瓶に入ったワインがドンと4本置かれています。
それに一升瓶のワインはお代わり自由です。
まるでお冷が入ったコップと同じ感覚です。
でも・・・これが美味しいんです ガブガブ飲めるんです。
一昨日のリドのことなんてすっかり忘れています。
カンツォーネを歌う歌手が出てきたときは、もうすっかり出来上がっていました。

小劇場の一階席にはアメリカの農協の団体さん(後で聞いたらカリフォルニアの農業の団体さんである事がわかりました。)を見下ろす狭い二階席に陣取った私達は、そのアメリカの団体さんの中にとても可愛い人を見つけてしまいました。
何気なしに出た言葉が・・・ベティさ~~ん(ほんと、年がバレます)
舞台そっちのけでベティさんに釘付けです。
ベティさんに黄色い声援を送っています。
舞台では我々に気がついたのでしょう・・・・小さな劇場の舞台です。
突然・・・・日本語で我々に向って
「ニポンノカタ アリガトウ イマカラニポンノウタ ウタイマス」
ピアノの弾き語りで「さくら」を歌い始めました。
ベティさんがこっちを向いて笑っています。
・・・・・ベティさんに向って投げキッスをする恥知らずな日本人。
もう、留まるところを知りません 投げキッスの連発です。
酔っ払いは・・・とは、こんな感じなんですね。

駐在の方が呼ばれて・・・団体さんのところに行きました。
ベティさんとその周辺の方と何か喋っています。
団体の皆様は爆笑です・・・何があったのでしょうか

ベティさんは新婚旅行で団体さんと一緒に来ている事がわかりました。
旦那さんと立ち上がって笑顔を振り撒いてお辞儀まで・・・
一瞬にして失恋しました。
文覚だけではありません・・・4人ともです。

後日談で・・・駐在の方曰く
ベティさんの本名はメアリーさんでした。
楽しい新婚の良い思い出になったと云われたそうです。
汚れにまみれた当時の日記を読んでいます。

次はとても刺激的な・・・ドイツ編です

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昔話。海外出張・・・その4

Lido
ニースからアンチーブへ・・・
最初の業務命令がアンチーブです。
染色の見本市があってサンプルを取り寄せる交渉を行います。
これは、仕事ですから駐在の方からのマニュアル通りに・・・なんなく

アンチーブと云えばピカソですね。
ピカソが陶器を焼いていた場所で陶芸教室が開かれていました。
見ている前でものの30秒位で花瓶なんかを作って行きます その早さには吃驚させられましたが、みんなが拍手すると直ぐに壊して他の形を作っていくのです。
まるで魔術師のようでした。

次なる・・・目的地は花の都パリです。
お腹いっぱいのムール貝に生牡蠣・・・よだれが止まりません。
駐在員が連れて行ってくれた所は熱気がムンムンした大きなビアホールみたいな所でした。何はなくてもムール貝・生牡蠣です まるで子供が駄々をこねている、そんな感じです。
山と積まれたムール貝はそれはそれは・・・美味です。
満足そうに席を立つと、直ぐにウエーターが来て今まで座っていた椅子をテーブルに乗せ始めました・・・レジスターはウエーターです。その席もウエーターの管理している席なんだそうです。ニースでは感じなかったのですが、パリでは当たり前のように直ぐ椅子を片付けていました。

それにパリの市街地はゴミが大量に落ちていてとても汚かったです。

食事の後に・・・日本では名の知れたブランドメーカーの企画担当の方がお見えになっていて自己紹介の挨拶とチョットした企画の練り合わせがありました。
我ら3人はなにやらソワソワしています。
パリの目的はムール貝と生牡蠣の他に・・・とっても大事なこれを外すと悔いが残る話です。打ち合わせも11時になりました。
お開きです・・・万歳!!!

でも満腹の中にしこたま飲みすぎたワインで腹の中は洪水状態です。
少し眠くなってきましたが・・・この機を逃すと一生見れないレビューが目の前です。

Lido de Paris

やって来ました リド 念願のリドです。
華やかなダンス、アクロバット、マジックと多彩なショーとダイナミックな舞台装置が見物。メーカーの方と一緒に出かけましたよ。
最後列に陣取った我々はステージにヘリコプターが出現した時点で卒倒してしまいました。あの狭いステージに巨大なヘリの出現です。
どうも、酔いが回ってきたようです。
そんな時に今まで食べた事もないような生肉(レア)が出て来たのです。
その隣にはお誂え向きのソーセージが添えてありました。
ブランドメーカーの女性の企画の方と・・・・
もう、舞台なんか見ていません
満腹で食べる気もしません 生肉・ソーセージ・エスカルゴで遊び始めたのです
下ネタ満載です。
我々の席だけひとしきり大きい笑い声が聞こえて来ます。

----------------中略---------------------------

追い出されました。
ディナー用のスーツは汚れてしまいました。

散々な目に合ったリドのレビューでした。
まったく憶えていません。

決して文覚だけの責任ではありません。
共犯ではありますが・・・
この事が縁でメーカーの企画の方と・・・食事に行ったりしました。

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昔話。海外出張・・・その3

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ニースの浜辺には期待したヌーディストは・・・全く居ませんでした。
いくらかのコインで見れる双眼鏡が設置されていて丹念にくまなく見渡したのですがカップルは大勢居ましたが、目的のヌーディストは皆無でした。とても残念でした。

駐在の方からの指示もありましたので商店街のリサーチです。
先ほどのレストランでの一件がありましたので・・・怖いもの知らずになっています。
この日のニースには至るところにアランドロンのポスターが貼られていました。どうも撮影で来ているらしく場所がわかれば走って行きたいところです。人気の高さが窺えました。

ある一軒のお店に入りますと、柱ぐらいの太さの木が縦横に走りその柱に生成りの毛糸玉が無造作に掛けられています それも大量の毛糸が・・・
後で知る事になるのですが、フランスでは染色が盛んでセーターと云えば手編みの事で好きな色に染めてくれるお店だったんです。

このお店の中にフランス人形がいらっしゃいました。
流石にフランス人それも人形です。
可愛いです。
何とか話をしたいなぁ~~~と、訳の分からない日本語・英語チャンポンにして喋ってみますが反応はありません。しかし 異国の地で二度と会うこともないフランス人形です。3人してボディランゲージです・・・
分かったのでしょうか 笑顔で返してくれました。
3人ともそれ行けドンドンです。

どこに泊まっているの・・・と、云ったような気がします 気がしただけです。
一緒に歩き始めました
3人とも天にも昇る・・・まさに有頂天です。

ホテルに入りフロントで高いところの部屋だったように思います
何とフランス人形も一緒にエレベーターに乗るじゃないですか・・・
どうしよう 困ったね
全然困っていないのですが・・・
何か段取りを考えているのです。
流石に日本人です 緻密な計画の段取りが着々と進められています。

何と降りる階まで一緒じゃないですか・・・これは100%のようです。
o((=゜ェ^=))o''ワクワク♪(*^o^*)ドキドキ(*゜O゜*)バクバク
部屋のキーを差し込むとニコッと笑うじゃないですか・・・・
開けた瞬間・・・雪崩込むように一緒に入ったのです
まさに火山の爆発です

戸を閉めた瞬間・・・
フランス人形は顔つきが変わりました。
それも流暢な日本語で・・・一人1回1万円でどう!?

土下座してお引取り願いました。
フランス人形は怖いね・・・。

この手の話はフランスではここまでで・・・
ドイツでこの手に巻き込まれます。風前の灯・・・

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昔話。海外出張・・・その2

Nice1

長い道中でくたびれました。
ドゴール空港に到着しました ドゴール空港とは云わなかったように記憶していますが思い出さないからドゴール空港にします。

空港にはフランス駐在の方が出迎えてくれました 凄い疑問符がつきます。???
出迎えただけなんです・・・
1週間の予定表を渡され、その中には宿泊するホテル・交通機関等が記されており研修と書かれた大きい余白には予定されていた工場・展示会・会社訪問が詳細に書かれていました。
後は勝手にスケジュールに沿ってやって下さい・・・と
出迎えた駐在の方は、そのままUターンしてお帰りになりました。
呆然として立ち尽くす・・・我々6人。

もう時間がありません
次はニースです・・・ドゴール空港がトランジットとなりました。
ニース行きの飛行機には座席指定がありませんでした・・・乗った順に好きな席に座れるんです。
ここで思いました・・・上から吊り輪が下りてきて立ち席もあり得るな・・・と

いろいろと諸問題がありましたがヌーディストのメッカNICEです。
頭の中は・・・砂辺にいるフランス人形が追いかけて来ます。卒倒です。

時差の関係で眠くないんですね 徹夜明けの状態です。
ホテルに荷物を置くとすぐに街のレストランに直行です
商社の3人は別行動で我ら3人は会社の金看板を背負っています。
先輩からのお勧めがムール貝と生牡蠣・・・
しかし まだ昼前でランチには早い時間帯です。

それでもコーラの値段を聞いて、その場所の値段を想定しろと云われていたので
先ずはコーラを注文・・・そんなものはありませんでした。
想定外の出来事が初っ端から発生しました。

仕方なくフランス語のメニューを眺めていると・・・なんとそこに
big Croissantと書かれていました。
大きなクロワッサンが???どれぐらい大きいのであろうか・・・
この時の3人は常軌を逸していて冷静さを微塵も感じさせない単なるツーリストです。

カフェオレを注文して・・・big Croissantを取り合えず「ひとつ」注文しました。
期待で胸を躍らせている はしゃいぎすぎです。

やって来ました big Croissantが・・・・
直径30センチはあろうかと思われる大皿に10センチに満たない
小さなクロワッサンが1本乗っていました。
エッ~~~~~~
3人とも腰砕け状態です。

社長!・・・会社の恥をニースで晒してしまいました。
店内に居たフランス人10人ほどは大爆笑です。
握手を求めてきました。
喜んで良いのか・・・悲しむべきなのか・・・

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昔話。海外出張・・・その1

20071

年号は云えないが、ヨーロッパ出張が回ってきた。
初めての海外出張です。
本籍地に行ってパスポートを取得しろと命令が・・・
まだ1ヶ月も先だと云うのに、もうo((=゜ェ^=))o''ワクワク♪((o(б_б;)o))ドキドキです。
当時はもちろん固定為替で$360円です。
海外に持ち出す金額が50万円だったか100万円だったか・・・給料から考えて50万円だったような気がします。
会社から上限付きトラベラーズチェックを戴いた・・・とても嬉しかった。
金持ちになったような気がしました。

同行するのは会社の同僚2人に取引先の商社から2人の5人でした。
もちろん・・・英語は駄目です。小学生以下です。
英語圏でないからとても嬉しいのです。

羽田発深夜の12時が出発でした。
先輩に注意を受けていたのでお金は身体に分散して持っています。まるで小学生の修学旅行です・・・大の大人が・・・そうです お金に纏わる悲劇・喜劇が始まります。

北回りでトランジットがアンカレッジ。
アンカレッジで市内見物が出来ると思っていたので喜んで荷物の準備をして寒いアンカレッジに対応すべく厚着をして構えていると、みんな軽装で出口に向っています。
何か間違えているようです
遅れをとっては行けないと・・・すぐに軽装に着替えて行った先は単なる待合室でした。ここで2時間ほど暇をつぶす事になります。

同僚とコーヒーを飲みながら談笑していると・・・
突然、機内から大声が聞こえてきました。
miracle! wonderful!god!なにやら興奮して黒くて小さな物を持って叫んでいます。
同僚から・・・文覚の財布じゃないか????
私の財布です・・・10万円ほど入っていました。
あらゆるポケットを探しましたが・・・無くしていました。
着替えたときに落としたようなのです。

JALでしたが外人のスチュワーデスでしたので早口で捲くし立てています。
さっぱり意味が分かりません お手上げです!

同僚の解説です。
財布はあなたのですか?
素晴らしい事です・・・
拾った方がイタリア人です
奇跡です
イタリア人が拾い物を届けたのを初めて知りました。
人生最良の日です
等々を・・・云っていたそうです。

文覚はポカンとして聞き入っていました。
なるほど・・・イタリア人は気をつけないと行けないんだなぁ~と
拾ったお礼に読みかけの夏目漱石の「坊ちゃん」の文庫本を差し上げました。
その後・・・読んでくれたであろうか 気になるところです。

後年・・・イタリアのホテルで盗難に会いました
教訓は生かされなかったのです。

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