人間ウォッチング

語り尽くせない丙午のB型

Megami

                                     netで拾った女神

彼は東京での仕事も多く出張で留守をする。得意先で行われた夕方の会議のときにこんなことがあった。会議中なので電話にでることはないがその日は5分置きに電話が掛かってきた。その合間には怒りのメールが断続的に受信した。
これは、何かあったに違いない!大変なトラブルが起きていることを予感される電話やメールに心が凍りついた。
中座して携帯を耳に当てたのは云うまでもない。
「どうしたの!何があったの?」心配な声で喋る彼の気持ちを逆なでするように・・・
「どうもこうもじゃないわよ、居間の電気が点かないけどどうしたの!」と怒り声。
「エッ!居間の電気?」
「早く電気を点けてよ」
東京にいて、それも会議中であるにも関わらず目先の出来事が最優先なんです。

実家は雪深い山間にあります。
屋根に積もった2㍍を越す雪を下に落とします。
屋根の斜面に足を滑らせないようにスコップとスノーダンプを活用して庭先の安全な場所に投げていると、たまたま玄関に掛かっている屋根を修理に来ていた大工さんに雪の塊が落ちたことがあった。大工さんは落ちてくる雪を察知して体を避けたが運悪く肩に落ちてきた。それを見ていた丙午・B型の嫁さんは烈火の如く怒り出した。
「雪を玄関の方に落とすなと云っただろう」
「雪の怖さを知っているのか!」
「男のくせになんて聞き分けのない奴なんだ!」
「今度落としたらただじゃ置かないからな」
雪で体が冷えているのに彼は肝を冷やした。

朝、気分が良かったのか夕食は刺身が食べたいね・・・
刺身か、良いね。俺が買ってくるわ と請け負った。
魚では有名なスーパーに行きマグロを筆頭にエビやサーモンを取り混ぜて文句のない刺身の盛り合わせを手にルンルン気分でご帰宅遊ばしたのだが・・・刺身の盛り合わせを見た彼女はきつい一言が発せられた。
「カツオが入ってないけど!」
「私はカツオが食べたい!」って云わなかった?
カツオが食べたいなんて一言も聞いてないけど・・・と彼は心のなかで思った。
豪華な刺身の盛り合わせがお通夜のように淋しい盛り合わせとなった。

朝の散歩から戻ってきた彼は駐車場脇に置いてある紙袋を「忘れたんだな!」と思って家の中に持ち帰った。朝の食事を終えた二人は昨今の話題に花を咲かせていたが、突然怒声に変わった。
「あのゴミを何で持ってきたの?」
「あぁ~紙袋? T-シャツでゴミじゃないし」
「あれはゴミなの!」
ゴミと決めつけた彼女は一歩も譲らず、未だ着れる服が入っていたがゴミと決めつけられ燃えるゴミになってしまった。

このゴミ騒動は忘れた頃にお気に入りのT-シャツがないんだけど、探してよ!
あのT-シャツはゴミだと云って捨てたじゃない!
誰がゴミだと決めつけたのよ。

一事が万事この調子で家庭は回っていく。
丙午に加えB型を背負っている。仕事は半端なく出来るし教授の拝命も近い
この外面の笑顔がまことに恐ろしい。

語り尽くせない丙午のお話しです。

追記

彼女の兄はしみじみと義弟となる彼に云った。あいつ(丙午の嫁さん)の怒り方は経験しないと実感は湧かないが尋常でない。地獄に落とす怒り方をする・・・いろいろありますよ、気にしないで楽しく行きましょうと。

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B型の丙午~最強です。

持って生まれた運命なのでしょうか
ネットニュースでは有名なヴァイオリニスト高島ちさ子さんが家庭内における罵詈雑言ぶりがまことしやか流布されている。
その恐怖たるや身近にいる者しか分からない。

Hinoeuma_2

                                八百屋お七

先ずはプロローグから進めたい。

15名ほどの社員を抱え日夜奮闘している友人がいる。50歳を越えて中年の域にどっかと座っているが仕事ぶりはまさに獅子奮迅の働きです。
若い時はそれはそれはの美男子(イケメンの時代ではない)で落とせない女性はいなかったと豪語される。美男子の面影は維持したままの中年なのであります。

十数年ほど前の話ではありますが、この美男子の容貌に降参した女性がいる。
女性はとある大学の教授を目指して勉学一筋の生活をしていた。
優秀な方である専門分野では指名を受けるほどのスキルが高く学校に通う傍ら仕事にも従事され高収入を得ておられた。

その方がふっと振り向いた時に独身の今を寂しく思ったと云います。
意を決してネットに恋人募集を登録されたのです。
この方可愛い方で銀河鉄道999にでてくるメーテル似だと評判の美人だったのです。

恋人募集を登録された日から、日に300通~500通のメールが飛び込んできたと云います。最初の頃は真剣に読んでいたそうですが、余りの多さに面倒になり送られてくる顔画像だけをチョイスして弾かれて行ったと云います。

もう嫌になった!
10日も経ったころ登録を解除しようとした時に友人の出したメールが飛び込んできた。画像をみるとストライクだったのですね。
はじめての返信が友人だったのです。運命としか云いようがありません。

友人も画像を含めたプロフィールを送りはしたが、返信くるなんて夢にも思わなかったと云います。彼はこの時期のチョット前に遠距離での家庭生活が破綻し離婚をしたバツイチの独身だったのです。なんら問題はないのです。

5000通の中から選んだ人は同県人でした。遠距離ではありますがメールで近況を語り、画像で妄想を抱かせます。人混みの世界から離れた山里の静かな場所で食事でも・・・いや、温泉に浸かりながら夜を徹して語り合いましょう・・・と話は進んだに違いありません。

まだお互いは仮面を被ったままで素面はおくびにも出さない。

勉強に夢中になり恋愛経験の少ないメーテルと選り取りみどりの酒池肉林を豪語する友人は洗車したベンツを駆ってメーテルを迎えに行ったのは云うまでもありません。
行く先は秘境の隠れ宿燕温泉。山男・山女が愛する秘境の地です。
多機能ベストにデバッグを担いだ山男に混じってベンツから降り立った二人は炉ばた旅館に消えて行った。

まだ丙午のDNAを持つメーテルの恐ろしさが分かっていない友人は手練手管でメーテルを翻弄していったのです。引き返すことの出来る地点から少しずつ離れていきます。
寝技での数々が歓喜の雄たけびとなって人生の伴侶が生まれてきました。
結婚の話が本決まりになった頃にメーテルの本性が現れてきます。メーテルの画像を携帯の待ち受け画面にしていた友人はこの世の春であった。
冬が来るなんて予想打にしません

彼女が住む街に行ったときに
仕事の用が早く済んだので彼女の住むマンションに出かけた。事前に今日伺うとの連絡を入れてあったが時間の指定はなかった。
特に問題はなかろうと早めに着いた彼はチャイムを押した。
出てきた彼女は、何でこんなに早く来たの?と取り付く島もない
時間が早くなったらなったで、連絡をしてよ と思いがけない怒声で震え上がった。

外食でどうしても行きたい店があって「その店に行きたい!」と指定された。
行ってみると満車で入り口には数人の方が並んでいる
並んでいることが琴線に触れたようです。
お店に来る前にドラッグストアに寄ったことが行けなかったようで、寄ったことで食べられなくなったと強い口調でお小言を頂いた。
これが、秘境の地で快楽に溺れる前であったなら「別れよう!」の一言も出たようだが快楽に溺れた二人は蟻地獄なのであろうか

ついには結婚の申込みに彼女の実家にお邪魔する日が来ました。
コシヒカリの中でもブランドの中のブランド米魚沼産コシヒカリを生産されている
盛り上がる宴会で気遣いながらおしとやかに振る舞う彼女を見て、この人を選んで良かったと改めて感じたと云います。

まるで山本周五郎「女は同じ物語」の紀伊と同じではないか!
後が怖いぞ~!と叫んでみてもデレデレになった彼がいた。

宴もたけなわ義母になるお母さまに呼ばれた彼は別室に連れて行かれた。
この度は結婚の申し出に嬉しく思います・・・が
○○子で本当に良いの?
今だったらまだ引き返せますよ。
○○子の性分を知らないでしょうが、ワガママですよ。頑固ですよ。
自分の意思が通らないと怒ることもありますよ。
心してかからないと苦労しますよ・・・と
本当に○○子で良いんですね。

何かあったら私に云ってくださいね。
私から○○子には注意しますからと念を押された。

お母さんにここまで云われるメーテルはどんな性格をしているのでしょう
大丈夫、僕は女性の扱いには慣れているんです(心のなかで叫んだのです)

後日に・・・其ノ2は続く

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民進党はアホです。


これほど痛快な国会中継は見たことがない
民進党はアホです。共産党はもともとアホですが・・・
何回見てもとても楽しい。
私の心を代弁してくれました。

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辛い検針のおしごと

山間の棚田でコシヒカリや野菜を生産している小規模農家のお嫁さんが働きに出た。事務職や販売員には決して向かないアウトドア志向のお嫁さんが決めてきた仕事が「東北電力の検針員」だった。
聞けば、方向音痴ではないが地図を覚えられないと云う。
エッ!地図を覚えられなくて検針ができるの?

私に向いていると思うの。
時間は自由だし、一人で淡々を歩き回るのは性に合っているの ときた。
それに初心者期間で月のうちに9日間働いて15万円ぐらいなるらしいの。
それはそれは凄いね。すごい高給取りじゃない。

それでお願いがあるんです。

検針する地域の地図を会社から渡されたものを見せてもらった。
これは酷い!
前任者、いや前前任者が使用していたと思われるA3サイズのゼンリンの住宅地図には黒に赤に及ばず青・緑色のボールペンで回る順番に線が引かれている。もう滅茶苦茶でどこに繋がっているのかルーペでも持って来ないと分からない

この地図を参考に地図を作ってください!と泣かれたのです。

google_mapで地域を引っ張りだし、Illustratorで基準となる道路を作り、戸別にレイアウトを作成していきます。骨のある仕事です。それこそ知り合いなので仕事なのかボランティアなのか訳の分からない状況です。大体ひとつの地域で500件。1件/4円の検針費とのことですから1日/20,000円の日当でしょうか

B4

                    未完成の地図
なんとか要望通りに地域マップを作成して渡すと「見やすい!」「分かりやすい!」と喜んで貰えたが、ついでに慣れるまでサポートしてくれませんか?と来た。

午前中は忙しいので12時頃に待ち合わせして行きました。
彼女は電力会社のユニホーム姿に七つ道具の「単眼鏡」「LED白色ライト」「脚立」「伸縮鏡」等を用意していた。
電気メーターの設置場所は適当に付けてあるんですね。暗いところにあったり、離れたところにあったりで、雨が降ったり、雪が降ったりすると見えない!読めない!は当たり前のようです。

それでも、決められたその日に検針しないとクレームの電話が鳴り止まない。
そこで思いました。いつもポストに投函される電気メーターの使用量などは確認はするが、ないからと云ってトラブルの電話をするのだろうか。
電気を使用した事後の明細なんて、とても大事な明細書なんでしょうか
「余程に暇なんでしょうかね」

彼女が使用量を打ち込み、ハンディ機からプリントされた明細書を私がポストに投函する。自分が作成した地図を確認して次の地域まで車で運ぶ。
この連携作業で進んでいきます・・・が、
トラブルは起きます。

ハンディ機に示された次のメーターが見つからない。
シャッターが降りた車庫にあるようだが、勝手に開けることが出来ない。

トイレの近い彼女は、水を飲まないで来たようだがそれも限界です。
お手洗いがありません。
草むらが見つかりました・・・恥も外聞もない状況が彼女を襲っています。

10階建てのマンションでは通路は台風並みの強風が吹き荒れます。
寒さでハンディ機に打ち込む手が震えています。

雨の中、ライトで照らしながら単眼鏡で見ています。
メーターの中が汚れていて見えないので、それでも上から見たり斜めから見たりで数字を探していきます。

七つ道具を背負って10件終われば車で次の場所まで走らせまた10件と
大変な作業です。

もうすぐ12月。
この地域は雪で覆われます。
男だったら立ちションベンも可能でしょうが・・・雪で草むらはなくなります。
しゃがみこんで用を足していたらイノシシと間違えられて猟銃でズドン!とも考えられます。下半身剥き出しで猟銃で打たれたら、考えただけでも恐ろしい光景です。

5日ほど地図の作成者としてサポートしました。
助言いたしました「辞めたほうが良いですよ」と。

単眼鏡やらLEDライトなど高い買い物でしたが良い経験ですよ。
それに雪で駐車も大変じゃないですか?

電力会社では雪の降る前の激を飛ばすために用意した忘年会の日に、貸与された雨合羽やらダウンジャケットなどの一式を抱えて辞表を提出したそうです。

検針をしている人を見ると傍目には結構楽な仕事だよなと思っていたが
いやいやどうして、一緒に回りながら思ったが厳しい仕事だと思った。

まぁ地図の覚えが早い私などは、とても向いている仕事だとは思いました。
一度通った場所は殆どが忘れないですね
車にはカーナビが付いているが使ったことは一度もありません。
知らない場所も、そんなに苦労することはないです。

天職だとは思いましたが、目が衰えたいま、メーターの数字が読めなくなってきている。これは致命的です。う~ん残念です。

昨年12月にアップする予定だった。
忙しさにかまけて4月になりようやくのアップです。

ココログを続けていきます。

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友人の病名は「鬱病!」

胸がドキドキする
人間ドックに行こうかどうかで悩んでいる。
と云うのも3月に健康診断を受けた。

雪の降る寒い日に意を決して臨んだ市の健康診断の結果が郵送で送られてきたが、怖くて封を切ることが出来ずに1ヶ月が過ぎようとしている。
忘れていたわけではないが要精密検査で診察即入院が脳裏をかすめ封を開けずにいる。

タバコが体に悪い!と叫ばれてどれほどの年月を要したのであろうか。
喫煙者には肩身の狭い日々が過ぎていく
遂には風通しの良い倉庫までも手書きの「禁煙」の文字がデカデカと貼られた。自ら経営者であるが嫌煙を主張する社員の気持ちが禁煙の文字の大きさに現れている。

タバコはいつも止めたいと思ってはいるが、資金繰りを考えると発狂しそうになるので、何とかタバコでストレスを食い止めている。と本人談であります。

家庭の医学に当てはまる症状を挙げると片手で指を折っても追いつかない。
2年前から続く不眠症に加え、最近は肩こりが酷くなり手が上がらなくなってしまった。
卓球クラブに所属しているので毎週一緒にラケットを振るが、終わると肩が痛いとしかめっ面をする。傍目から見て肩こりなんてやさしい物ではないのかも知れないと思っている。

事あるごとに胸の動悸は激しく揺さぶるらしく。
最近では家で飲むビールの量まで制限されてストレスは倍増している。と嘆いている。

なかなか本人の意志でクリニックに行くことは難しいので
クリニックには行きたい素振りはあるので「水曜日どうですか?」と反応をみると
「水曜日は空いているので良いですね」と返事があった。一緒に行くことにする
まるで病院に行きたがらない子供の付き添いみたいなものです。

水曜日は待ち合わせ時間を決めて私が月に一回診察を受けるクリニックに足を運ぶ
心臓血管外科の循環器が専門だが内科・外科なんでもありのクリニックです。
待合室を見ると内科の患者が多そうに見えます。

彼の症状とクリニックの相性が良ければ良いのですが、動悸は心臓血管につながるが肩こりはどうなんだろう。まして不眠症の診断ともなるとどうするんだろう
などと堂々巡りの思いもあったが、先ずは名医と評判のドクターの判断に期待する。

診察を終えた彼の話を聞いて笑った。
動悸がする!云ったら脈を取りながら心電図を取りましょう となった。
次に肩こりが酷い!と云ったらエッ!肩こりですか?
ドクターが笑った。ドクターの笑いに誘われて看護師も口を抑え笑った。
肩こりですか?どうしましょうか。
形成外科を紹介しましょうかとなった。

極めつけは・・・
ムズムズ症候群の不眠症なんですが?
エッ!ムズムズ症候群て云うのは でドクターの口が止まった。
ドクターはムズムズ症候群を知らなかったようです。
不眠症も困りましたね。
これは心療内科の範疇かと思われますが、先生をご紹介しましょう
ムズムズ症候群と聞いて看護師は立ち上がるまで口を抑え笑いをこらえていた。確かにこのクリニックは心臓血管外科の看板が大きく掲げられている。

肩こりと不眠症は恥をかいたよ。
ドクターも看護師も笑いを堪えているんだよ 参ったよ!の弁に
でも動悸の検査で心電図はなにもなくて良かったじゃない 
まるで人ごとの私です。

後日、心臓血管外科ドクターの紹介状を持って心療内科を訪ねた彼から電話を貰った。
心療内科の待合室は超満員で、待つこと2時間ようやく呼ばれて行った。

肩こりと不眠症の関連性を述べた。
心療内科のドクターは聞き役に徹してメモをしている。
これは解決への糸口になるぞ!と期待した彼は、これでムズムズ症候群から開放されて熟睡出来ると喜んだ。

診察の結果がでた。
ドクターの口から思いもよらない言葉が発せられた。

病名は「鬱病です。」

エ~~~!
絶対に有り得ない病名を聞いた。前向きの自分から一番遠い病名が鬱病だと思っていたので目の前が暗くなり倒れこむように気が遠のいた。

現在彼はドンブリ一杯の薬を処方され飲んでいる。
まだ肩こりとムズムズ症候群は改善されていないが、薬のおかげか昼間に眠くなるのには困った。

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不倫にレズビアン? 世の中は花盛り

妙高山(2454m)は日本海から迫ってくる雪雲を正面から受け止め上越に雪を落としている。列島改造論で一躍時の人となった田中角栄は上越市民の雪対策の陳情に対して妙高を10㍍ほど削って雪雲を長野の方に行かせようか・・・と云ったとか。

ヨッシャヨッシャの田中角栄であれば、あながち嘘ではないだろう。
実現可能に思わせるところが田中角栄の人間像で逸話には事欠かない。

芽吹きの香りが漂う風薫る
雪解けが進み、冬の間葉っぱを落としていた木々にも産毛の緑が眩しく光る。
妙高山の眼下には市民憩いのいもり池が広がる。水面には睡蓮が顔を出し、カエルの合唱が聞こえてくる。

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何かが始まる
生を受けた虫たちは風に乗り空高く舞い上がり、子孫繁栄の使命を背負って旅立って行った。そんなのどかないもり池に仲睦まじい二人がやって来た。

二人は肩を寄せ合いしっかりと手を握り微笑みながら池の淵を歩いている。
遠目にも黒い服に身を固めた若い方は男性だと思ったが、化粧した顔に胸の膨らみで女性だと分かった。
黒い服の女性は年の頃なら25~26歳。お母さんと思しき女性の方は40代であろう。

評論がはじまった。

「ねぇ。あの黒い服の人は男性?女性?」
「女性よ。親子じゃない?」
「エ~!親子であんなに肩を寄せあって手を握るか?」
「それもそうね」
「仮に親子で手を握っている時って、引っ張るような感じになるんじゃないか」
「そうね。あんなに寄せあって手は握らないな」
「レズビアン?」
「そのようね」

一致した意見であった。

そして仲睦まじい二人は・・・
多分こんな会話を交わしているのではないだろうか

「さっきは良かったわ。まだ身体が火照っているわ」
「明るいところでやるのも久しぶりだけど、とても感じたわ」

「俺も良かったよ。お前は淫乱そのもので貪欲だな」
「いや!淫乱にさせたのはあなたよ この指が私を狂わせた」

「指だけじゃないだろう 俺の舌はコップに入れた蜂蜜で鍛えたから」
「もう~ナメクジみたい」

「もう離れたくない。旦那と別れてどこか一緒に逃げたい」
「ねぇ 早く抱かれたい」
「ねぇ・・・」

40代の女性は若い女性に身を委ねるように肩を寄せ合っている。
その姿は二人の親密な関係の深さが伝わってくる。他の意見を寄せつけない強さが新緑の香りに乗って伝わってきた。

身を委ねる40代の女性は、愛の奴隷になっているのかな
若い女性は凛とした姿勢で愛を受け止めている。

妄想は膨れるばかりで留まる所を知らない。

つい先ほど、新緑に映える山並みを眼下に見下ろす赤倉観光ホテルのラウンジでお茶を飲んだ。ラウンジは絶好のロケーションにある。遠目には北アルプスの繋がった尾根を見ることが出来、目の前には斑尾が迫り、眼下にはマンモスがいた野尻湖が広がる。霧がかかると雲海が漂う。癒しの空間で飲む紅茶は至福な時間になる。

誰にも邪魔されたくない・・・そんな時に

目の前のテーブルに60歳を越したカップルがケーキセットを召し上がっていた。
定年を迎え、支え続けた長年の苦労を報うための旅行に赤倉観光ホテルは選ばれたのかなと感慨に耽っていると、やおら女性のかたが「○○さん!朝の朝食はどちらにしましょうか?」すると男性のかたが「そうですね。和食のほうでお願いできますか?」と、応えられた。

エ~~~
○○さんって苗字を呼んだよ。
それに、・・・お願いできますか?だって

夫婦で他人行儀に喋るか~?
仲の良いご夫婦だと思っていたのに。
何?これって不倫旅行?

早速、隣に座っている最強の星を持つ丙午B型の女性に確認すると
「仕草から夫婦じゃないって思っていたよ」
「60過ぎたこの年代の不倫って、夜はねちっこいのかな?」だって。

さすがに丙午B型女性の発言はストレートです。

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心筋梗塞・・・不幸中の幸い

岸壁に尾翼を衝突させ炎上させたアシアナ航空。見聞によると余りにも未熟な操縦ミスが挙げられているが、亡くなった方のご家族は悲しみに打ちひしがれ、大事なものが焼失してしまったが身ひとつで助かった方は不幸中の幸いと思うしかない。生きることの大事さが明日への力となる。

その中で事故を起こしたアシアナ航空を予約をしながら搭乗時間が迫るころにキャンセルをして別便に乗り換えて事故に遭遇しなかった方もいる。

なにか・・・・脳裏を過るものがあったのであろうか。
偶然に偶然が重なり神の恩恵を授かることもある。

幸運だったのか。

三連休を前にして忙しさが半端でないS氏は統括営業部長として目配り気配りに細心の注意を払っていた。三連休に必要な商品は欠品もなくスムーズにことが運んでいることに安堵した。
日頃は星の輝く時間に誰よりも早く職場に行き、商品のスケジュールを組み、日の出とともに出社してくる社員に適切に指示をだす。
仕事の流れもスムーズに運び、その夜は、日々のストレスを気のおけない友人を誘って飲酒したが酔うほどに飲んだわけではない。ビールをコップ3~4杯ほど楽しいお酒となって朝を迎えた。

Asinomaki

明けたその日は、連休を利用した久々の慰安旅行の日だった。
明け方にはゲリラ豪雨に見舞われたが、出発の時間には青空も広がり陽も差していた。

S氏は昨夜のお酒が残っていたのかバスの前列に席を取り缶ビールを2本ほど迎え酒をして道中は、観光地を寄りながらホテルまでは仮眠を取ったりしていつもと変わらずの様子だった。

その後に起きるアクシデントに向けて幸運の女神は静かに動いていた。

予定の4時にホテルに入り割り振りされた部屋に入るとS氏が418号室に入ってきて「俺はこの部屋で泊まる」と宣言された。
418号室に泊まるはずの一人が家族の病気が悪化して急に旅行がキャンセルされたので418号室は一人減っていた。

一つ目の幸運のキーワード
418号室は一人のキャンセルで部屋割りの人数が一人減っていた。

二つ目の幸運のキーワード
元々、S氏の部屋割りは役員が泊まる部屋で社員が勝手に部屋に入ることはない。

S氏は日頃の疲れを取ろうと足のマッサージを15分ほど受け、タオルを肩に掛け大浴場を目指した。宴会前の温泉でワイワイガヤガヤと社員と一緒に温泉に浸かり疲れを流し、露天風呂では緑に覆われた山の景色に目を奪われ、流れていく時間の移ろいに身を委ねていた。

宴会がはじまると、S氏は率先して社員の席を回り日頃の労をねぎらい笑顔で談笑していた。小1時間経ったであろうか。S氏の姿が宴会場から消えた。7時30分頃である。
幹事が慌てた様子で宴会場を飛び出すと、S氏が外のソファーで横になり、青ざめているので「ホテルの方を呼びましょうか?」と、声を掛けると大丈夫、大丈夫と手で払いのけ少し酔っただけだと説明をした。

時間は8時ごろ
それでも戻ってこないS氏に同僚が部屋に行って休みましょうと418号室の鍵番から鍵を受け取り部屋に連れて行った。まだこの時は足元もしっかりとしていてヨタヨタしている様子はなかったと云う。
S氏は418号室で布団に横たわり寝ている。

宴会も中締めが行われ締めのラーメンを食べる人とか、二次会のある貸切のカラオケバーに向かう人と三々五々に散っていった。
締めのラーメンに向かう人の中に、ホテルの外で食べるのであればお金が必要だねと云って「お金を取ってくるわ」と部屋に戻った人がいる。
偶然にも418号室のH氏であった。

旅行にキャンセルがなく、割り振りの部屋で休んでいたらお金を取りに行ったH氏はもがき苦しんでいるS氏を見つけることも看病することもなく部屋を出たと思われる。
H氏が418号室に戻ったことが不幸中の幸いではなかったのか

三つ目の幸運のキーワード
お金を取りに行った人は418号室に泊まる人だった。
8時30分頃と考えられる。

S氏は具合が悪くなり横になってから1時間30分以上が経過している。

締めのラーメンを食べに行く人が、お金を取りに行ったH氏が降りてこないので心配になり携帯に電話する。

そこで、具合が悪く寝込んでいたS氏が唸っているので看病していると伝えられた。
その時点でS氏は、顔は青ざめ、冷や汗が流れていた、背中を摩ってくれと云うので摩ると元気そうになったので、やはり酔っていたのかなと思ったと云う。

締めのラーメンがなくなったので、みんなは二次会で盛り上がっているカラオケバーに集まった。2~3曲続いたころにH氏からの電話で冷や汗がすごいので救急車をお願いしたと連絡があった。
9時頃であった。

ホテルのある温泉場は山の中にあり市街地から車を飛ばしても30分以上は掛かる。
カラオケバーから飛び出したみんなは、いまかいまかと悶々としながら救急車が到着するのを待っていた。
救急隊員は素早く418号室に入り簡単な診察を行い、S氏をストレッチャーに乗せ社長とH氏を乗せて走り去っていった。9時30分頃。

何事もなければ良いのですが・・・。

11時ごろにH氏から一報が入った。
病名は「心筋梗塞」

深夜の1時40分ごろ、付き添っていた会長・社長・H氏はタクシーで戻ってきた。

病院では心電図を取りカテーテル処置に向けて素早く行動が開始されていた。家族の同意が必要なために病院から遠く離れた家族に連絡が入り同意を取り、家族は聞いたその足で車に飛び乗り4時間掛けて高速を飛ばすこととなった。

緊急のカテーテル処置で股から入れられたカテーテルは血管が詰まった場所を突き止め薬剤を注入。発作が起きて約2時間から3時間がギリギリのところだったようです。もう30分遅かったら筋肉が固まり血液が流れない血管は壊死し完全に命の保証ができなかったかも知れないと告げられた。

また、冷や汗の段階で救急車に搬送されたことは幸いした。もう少し遅くなりイビキをかきはじめると意識不明になり死の道をまっしぐらに走るところだった。

それに、偶然にも今夜の当直医が心臓循環器の医師であったことが幸いした。
現在は「CCU(心臓集中治療室)」で24時間態勢の治療を受けている。
2週間ほど現地で治療を受けて、経過状況を見て地元に戻って治療を受ける運びになっている。

偶然が偶然を呼び運命に導かれるままに・・・
不幸中の幸いと呼んで良いのか。
ただただ神に祈った。助かったことがなによりも嬉しい。

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波止場で起きた事件

Kamome

笑える話。

友人が彼女を誘って人気の惣菜屋で手作りの幕の内弁当を買い込み
海を見ながらランチタイムと洒落こんだ。

いまの直江津港は、許可無く港湾に入ることは禁止されている。
海のない長野県からの釣り人が昼夜を問わず防波堤に入り込み、釣るだけならまだしも食い散らかした飲み物や食べ物を放置し、挙げ句の果て絡まった釣り糸や針を放り投げてさっさとお帰りになる。

あとは、カモメが残飯処理を行う・・・が、投げ捨てた釣り糸やら針がカモメに絡まり飛べなくなったカモメが海を漂っている。

そんな訳で港湾の入り口には鉄柵が張りめぐされ鉄条網が二重三重に鉄柵を乗り越えられないようになっている。

そんな一般車出入り禁止の波止場に向かった友人と彼女。

港湾を作業される方の通行のために半開きとなった港湾(波止場)の入り口をやすやすと通行し、波止場に駐車。海を眺めカモメに弁当をおかずを食べさせ、二人の会話も絶好調となり波止場に駐車すること2時間ほど・・・
佐渡に向かうフェリーも見たし、ご満悦で笑顔のお二人。

「さぁ、帰ろうか・・・」
「ガストでお茶でも飲んで行こうか・・・」と、鉄柵で半開きになった港湾の出入りに向かった。

そこで悲劇は起きた。

半開きであった鉄柵の門がガチャンと閉められ、手の平ほどの南京錠が掛けられ、閉じ込められてしまった。どうすることもできません。大声で叫べど人気のない波止場です。
彼女は半狂乱になり、着ていたカーディガンを振り回し助けを呼ぶが応答なし。
涙目になった彼女は、それでもカーディガンを振り回している。

時間は刻々と過ぎていき、かれこれ1時間が過ぎようとしていた。
「朝まで誰も来なかったら、もうどうしよう 」と云う彼女の声を遮り携帯を開く、意を決し、不法侵入で説教を覚悟して110番に電話をしようとした時に、門に向かって来る車を発見!二人して手を回し助けを呼んだ・・・ヘルプミーとね。

門の前に停車した車のドライバーは、なにやら携帯を取り出し電話をしている。
話が終わると、やおら車から出てきて「困りましたね」のひと言。
「私も、用があってこの波止場に来たのですが閉まっていますね」

でも・・・
大丈夫ですよ。
波止場の奥で私どもの会社の人間が仕事をしていますから、いまから呼びましょう
待つこと10分ほど、波止場の奥から車が走ってきた。

落ち込んでいる二人を見てニヤニヤしながら南京錠を外した。
牢屋から開放された二人は、お礼もそこそこに車を走らせたと。

港湾事務所の方が、出入り禁止の波止場に入り弁当を食べていることに腹をたて、
悪戯しようと鍵を掛けたのではと話し合ったそうです。 その時の彼女の言い分は「黙って鉄の門を閉め、カギをかけるなんて卑怯よ・・・」。出入り禁止の波止場に入って美味しい幕の内を食べたことに対しての「ごめんちゃい」は、なかったようです。

二人の性格が良く出た事件でした。
極限の場面で相性良し悪しが分かったことでしょう
お幸せに・・・。

笑った。笑った。涙が出るほど笑った。

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将来が気になる1年生/そしてゼローダのことも

抗がん剤ゼローダの服用も4コールが終わって、手の平のピリピリ感が抜けなくてドクターと相談の結果1ヶ月の休薬となった。
効いているのか、効いていないのかはドクターも判断が難しいと、尿の検査と血液検査を見る限りは現状維持を保っているらしい。

抗がん剤ゼローダの副作用はいろいろと現象が現れています。
先ずは、手足症候群といわれる、手足に指先が黒ずみ進行すると皮膚が剥けて痛くなるが
痛みは時おり足の小指の皮膚が剥けて痛みが発生する。その時は、すぐに処方しているヒルロイドの軟膏を塗り静になるのを待つ。

変わった副作用では、体全体がむくみ顔が風船のように丸くなったような気がする。
それに、もっとも顕著な現象は、トイレに行く度に小便が勢いがあり、大量の尿をする。
その都度、排便もするがバナナ状が1本排泄する。毎日3~4回は行く。まるでトコロテンのようだ。

それに体重が急に増えた。術後4キロも太った、これも副作用か? ドクターに「体重が急に増えたんですけど・・・」ドクター曰く、術後は増える傾向にあるとのこと。 あとは自主管理らしい。え~~~難しい。でも肥満体は病気のもとなので頑張るか

・・・が、抗がん剤ゼローダに関する報告です。


 

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友人のお店に顔をだすと、お店の前に設置してある休憩所に一心不乱にスマホを覗き時おり指を動かせている。
見るからに小学1年か2年であろうか
友人と別のテーブルで話をしているあいだ、小1時間ほど小学1年ほどの坊やは、目の一点はスマホに釘付けとなり指を器用に動かせている。

お母さんが声を掛けてきた・・・もう1年生なんだから、外に出ないで待っているんだよ
その声が聞こえたのか、聞こえないのか、返事もしないでスマホに集中している。凄い集中力である。

う~ん 小さい画面を覗いて近視になること間違いなし。
なにを見ているのであろうか・・・ゲームかな それともアイドルを見ているのであろうか
決して学研なんかを覗いて問題集を解いてるのであろうか・・・考えにくいが
もしそうであれば、末は博士か大臣かといえるが・・・
買い物をしているお父さんもお母さんも気にする風でもない それほどの天才なのかも知れない。

これが時代を駆け巡るうつろいであろうか

友人からツイッターとFacebookの間のSNSのtumblrを紹介された。
説明書を読んでも良く理解できない。
なんとか画像を取り入れるまでは来たが、これでストップです。
ちなみにマイタンブラー。暇だったら覗いてください。

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人間における三すくみ

Photo

三すくみと云えば蛇とカエルとナメクジが有名です。(絵は葛飾北斎)
蛇はカエルをひと飲みし、カエルはナメクジを食料として食べて、ナメクジは蛇を粘液で溶かすと云われていている。ナメクジが蛇を粘液で溶かすかどうかは不明ですが。

まぁ、分かりやすく云えば(;-_-)v o(^-^ ) ジャンケン!! でしょうか
グー・チョキ・パーは三すくみの定番です。

そこで、友人に三すくみの一角を担う人がいる。
仮にH氏としておこう。

H氏は楽天家で物事を深く考えない、1秒2秒前のことは脳裏から消え去る特殊才能のお持ちで貴重な方です。まぁ簡単に云えばストレスを抱えない人である。
だから病気もしないし、がっしりとした体躯で健康そのものである。

そのH氏が苦手としている方は、何といっても上司のN氏である。
天然のH氏はケアレスミスが多くて、上司のN氏の怒りを買うことが多い。
N氏からの容赦無い攻撃は身を縮ませ借りてきた猫状態でしょんぼりする。
かと云って、めげている訳ではない。
今日は機嫌が悪いね、何かあったの?などと、大人なんだから、そんなに云わなくても良いだろうと呟く。

そのN氏はQ氏に弱い。
Q氏は特定種目のバイイングを行なっている。まぁチーフバイヤーとでも云いましょうか
N氏はお得意さまから上がってくる注文書を持ってQ氏の扱っている商品を選別して数量を決めている。この事で急な注文が入るたびにQ氏に在庫の確認を行うのだが、細かく注文が入ることでQ氏は切れる事が多々ある。
その度に、Q氏は怒り心頭でN氏に文句を言う。
N氏は平身低頭でその場を回避しようとする。N氏の天敵がQ氏なのである。

Q氏は商品の出し入れを行うH氏に倉庫やらセンター在庫などからの商品の出庫を依頼する。H氏は台帳に記入しながら出庫の手続きを行い、商品を車に積み込み、仕分け室に持ってくる。
H氏は依頼通りに持ってくる分には何も問題は起きないのだが・・・
天然のH氏は、もとよりケアレスミスの多い方です。
商品やら数量を間違えるたびにQ氏の怒りを買う。

・・・だが、H氏はN氏に怒られる時と違って平然としている。
唾を飛ばしながら怒るQ氏に対してH氏は身を小さくすることもなく聞き入っている。
Q氏の怒りが収まると同時にH氏は嵐が過ぎ去ったように、清々しい表情になる。

まぁH氏は鶏と同じでしょうか・・・
3秒前のことは記憶からなくしているようです。

H氏はN氏の怒りに弱い
怒り狂ったN氏はQ氏の怒りに平身低頭となる
H氏hQ氏の怒りに、柳に風のように平然としている

三すくみとはチョットちがう意味合いの面白い構図であります。
H氏はとある宗教の幹部です。
負の連鎖を避け、忘れることも宗教の教えなのかも知れない。

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