食べ物

久しぶりのご対面

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薄暮に合わせるかのように閑散とした通りにも街の灯がぼんやりと点いた。
早足になり遅刻かと思いきや、何とか開店時間に滑り込んだ。
この時間になると、半袖のポロシャツでは寒さが身に沁みる。薄いジャケットを羽織り、モバイルPCの入ったバッグを片手に店内に入ると『予約席』のプレートが何席にも置かれている。
この店は、予約席が多くて何気なしに扉を開けて入ると無下に断られることもある。
しかし、入口にぶら提げられた「空席あり」を先ず視界に入れると、何故かホッとする。

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イタリアンをベースにした居酒屋です。
無線のネットワークが構築され自由にインターネットに接続できる環境にしてある。すぐ近くにNTTの支局があるために、フレッツ光が蔓延していく中で忘れ去られたADSLがフレッツ光並みの速度で接続できる。
オールドでの水割りをお願いして、おもむろにモバイルPCを開けて接続の確認をする。youtubeの音声だけを拾うことが出来ないでしょうか、との質問があったので、音声だけを取り出すソフトを摘まんできて実演する。
無事、音声だけを拾うことが出来た。拍手が起きる。
これで、水割り3杯ほどは成功報酬として楽しく飲めそうです。

待ち合わせの友がやって来た。
自動ドアのガラスがドンドンと音を立てているので、なにごとかと目を凝らすと寄り添うように黒い塊が見える。黒い塊に見えたのは気品ある黒い肢体さらけ出したラブラドールのジャッキーが棍棒のような尾っぽでガラスの扉を相手に往復ビンタを繰り返している。家庭にあるガラス戸だったら、とうに割れている。
ジャッキーとは久しぶりのご対面です。顔をナデナデしてしまいます。

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同伴できるかどうかで、予約の少ない日を聞いて予約を入れる。ボケ写真です
犬の同伴を許してくれる飲食店は少ない。犬を見て・・・可愛いとは思いつつも、体をブルンと揺らすたびに無数の毛が飛び散ってしまいます。出来立ての料理に、目に見えないふりかけが掛かる恐れがないとは云えない辛さがあります。
しかし、トレーニングされたラブラドールのジャッキーは定位置に座るとすぐに、ご主人の「おやすみ!」の言葉に体を丸めてスヤスヤと眠ってしまいます。
大型犬の寿命は10年ほどでしょうか、危険水域に達したジャッキーの目は弱々しく感じましたが、ご主人の手厚い保護のもとに、いつでも一緒です。
いつまでも元気でいて欲しい。

ジャッキーのご主人である友人の紹介で、ある英文の招待状が届いた。辞書が必要のようです。
友人は現在使用している優れものDropboxの良さをこんこんと説明してくれた。聞きながら水割りのピッチが早くなってしまいました。

We're excited to let you know that Kenichi morimoto has invited you to Dropbox!
Kenichi morimoto has been using Dropbox to sync and share files online and across computers, and thought you might want it too.

まぁ、ドラエモンのどこでもドア的でどこにいても保存したファイルが使えるようです。

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大衆食堂

ついこの間までは寂れた裏通りだった。
雪国の地に、とことん南国をあしらった結婚式場がお目見えした。
蘇鉄が植えられ異郷の地を思わせる南国の出現です。
蘇鉄に雪が積もるなんて、まるでフランキー堺主演「南の島に雪が降る」の舞台を思ってしまうが、蘇鉄って寒さに強いのであろうか、枯れなきゃ良いですが。

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南九州に行くと蘇鉄は定番の植物で一般の家にも植えられているのを見かけるが
蘇鉄は金を失うと書くので嫌がる人も多いと聞く。
蘇鉄の実は真っ赤に熟れて、実の中に鈴を入れて猿の顔を描いて土産物として売っていましたが、いまはどうなのでしょう。

そんな蘇鉄のある結婚式場の向かい側に人気の大衆食堂があります。
結婚式の二次会で使われるので若い人たちの人気スポットになっているようです。

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オレンジに彩られた建物は3階建てで個性的なアパート風にも見える。
入り口は混み具合によって開閉できるガラス戸があり、扉の横には食事するテーブルがドンと置かれている。この店は外国人の方に人気でいつ来ても何人かの外国人に会い、外国人家族が母国語で話されているのを耳にすることも多い。

混み始めると、それまでの入口だった小さな引き戸の扉が取り外され、オープンテラスに変身する。入口付近でお座りになった方は、それはそれはガヤガヤと人の出入りを横目に、ざわめきの中で器用にフォークを扱うことになる。
それほどにランチともなるとごった返してくる。イタリア料理の大衆食堂として人気を集める。店内は、ただただ隙間を埋めるかのように乱雑にテーブルは置かれて自由気ままなイタリアの国民性が現されているようにも感じる。
メニューらしきものはない。着席すると大きな黒板を手にしたウェートレスがおもむろに黒板を広げ、チョークで書かれたその日のメニューの説明をする。黒板にはぎっしりと小さな文字が黄色やピンク・青のチョークが踊っている。
チョークの達人なのであろう・・・。

店内は、シェフとしてコック帽を被ったマスターらしき人物が大声で叫んでいる。
殆ど理解できないが、イタリア語であることだけは分かる。
イタリア語が店内に渦巻き駆け巡っている。あたかもイタリアの青空の下にいる観光客気分を味わっている、そんな雰囲気がある。
店内に響くけたたましいイタリア語を聞くにつれ、こんな事を云っているのではと思ってしまう。

"I clienti che non sono degni di nota che non" (ろくな客はいないな~)

"Oggi e una scarsa qualita di cliente"   (今日は客の質が悪いな)

イタリア語を知らなくて良かったが、多分に・・・

"Harambee clienti e importante"  (大事なお客さんだから頑張っていこう)

なんて云っているのでしょうね。

以前、ピッツァを頼んだら大きなコッペバンのようなものがでてきた。
パンの頭を縦にナイフで切り裂いたら、とろけたチーズがハムに纏わりついたのがでてきた。芳醇な香りが漂い美味しくいただいた。
次に行ったときも同じものを食べたかったが、何て云うメニューなのか思い出せなくて
地団太を踏んでいる。

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弁当バイキング

どこに行っても過当競争で凌ぎを削っているコンビニの今日あした。
市街地のドーナツ型に地域道路として結んでいると、どこにでもあるようなコンビニの看板が見える。寄ってみるとワイン専門店かなと思うほどに新しいワインの入荷の旗が翻り、入口には大きく、毎月恒例で開かれているワイン試飲会とワインのうんちくを覚えるワイン教室の案内が貼られている。
ただ、普通のコンビニにはない、ある特色を持っているコンビニだった。

先日も、鮮度を保つ為に廃棄処分される弁当が問題になり、公正取引委員会が排除措置命令を出したことで廃棄処分の有無はコンビニのオーナーの判断に一任されることになった。
閉店時間ギリギリに行って、割引シールが貼られて目指す食品を手に取ると笑みがこぼれてしまう。ほくそ笑むことを周りに悟られているのではと、一瞬周りを見渡してしまう 気の弱い小市民です。
廃棄前の食品・弁当は嬉しいものです。

前は、半年に一回ほどだったセブンイレブンの100円おにぎりも、最近は毎月行われている。最初のころは、物珍しさと割安感もあって買って食べたことがあったが、さいきんは買うこともなくなった。好きな具である「おかか」がないのが買わない理由なのかも知れないです。
しかも、棚にうず高く積まれたコンビニの弁当は殆ど買ったことがない。
弁当を食べたいなと思うと、先ずは近くにホカ弁があるかどうかを考えてしまう。
出来れば、あったかい弁当が食べたくなる。

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地域の幹線道路に面したこの店は弁当に並々ならぬ意気込みが感じられる。
店内に入ると正面の大きなテーブルに『弁当バイキング』のPOPが目に付く。
グラム単位で値段が決められる弁当なんです。グラム13円。
好きなもの、欲しいものだけを取り分けてパックに詰め込み、ごはんも私の好きな、きのこ飯のほかに豆ごはんに白米と3種類が用意されいます。
取り過ぎたかなと思って計りに乗せても、だいたい400グラムほどで満腹になります。そして、食べ残しがないのが良いですね。

2年ほど前に、弁当バイキングを見たときには果たしてどこまで続くのかなと思っていたのですが、何となんと弁当バイキングは人気を呼んで、ガラスで仕切られた厨房の中でせわしく働いている方の顔は肌に艶があり汗が光ってみえます。
研鑽された日々味の追求は、日ごとに美味しさが増して口伝に人を呼び込み、満足感を与えているようです。
他のコンビニで弁当を買ったことのない私は、すでに何回となくパックに詰め込んで胃の喜びを感じています。

東京に居たときに仕事が遅くなり、いつも馴染みの定食屋「あほう鳥」で食べていた。
このあほう鳥こそバイキングの定食屋さんで7種類ほどのおかずが山に盛られていた。好きなものを食べて500円均一は嬉しかった。

学食も社食もバイキングみたいなものであったが、お腹を満たす為で、あまり美味しいと感じたことはなかったように思う。しかし学食の安さは最大の魅力でカレーが30円だった。

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